LITTLEWHEEL Modeler's Diary

モデルフィニッシャー北澤志朗が、カーモデル作りに明け暮れる日々の暮らしを赤裸々に綴ります。

「超絶!自動車模型の作り方」まもなく発売!

2011年12月17日 14時57分39秒 | 業務報告
モーターショーの後、またヒジョーに忙しくなっちゃっいまして…
趣味の模型には全然触れないままに10日以上過ぎちゃいました。正直フラストレーションでちょっと鬱々してます。
そろそろ自分の模型を弄らないと耐えられんなぁ…

…などと言いつつ、今日は仕事の方の成果をひとつご報告。
今年の夏前あたりからずーっと仕込んでいた私の著作第3弾、まもなく発売になります↑

題して「超絶!自動車模型の作り方」。
昨年、新紀元社から出版した、ものぐさプラモデル作製指南シリーズの1冊、「自動車模型の作り方」の続編にあたります。前の本では、自動車プラモデルの作り方の基礎中の基礎から始まって、ちょっと気の効いたディティールアップを入れてみる、といったあたりまでを解説しましたが、今回の本はその続きということで、自動車プラモデルにおける超絶テクニックの数々を惜しげもなく紹介しちゃってますよ。

アマゾンではすでに予約が始まってます。版元の新紀元社から直接購入も可能です。
通販サイトでの発売日は12/22になっていますので、一般の書店店頭に並ぶのは来週の週末あたりでしょうか。小さな本屋さんだと入荷しないかもしれませんので、確実に入手されるには予約していただくことをお勧めします。

今回も私ひとりではなく、2人の模型仲間に協力していただきました。「ファクトリー地下室」のTZさんと、odacy_carmodeling_factoryのおだし~さん
TZさんにはアオシマのカウンタックを題材に、プラモデルの細部を作り込んでよりリアルにする方法とウレタンクリアー塗装のやり方を解説してもらいました。一方おだし~さんには、ご自分の愛車R32型GT-Rのディティールを徹底的に再現した「自分仕様」の作り方を解説してもらいました。
どちらの記事も、自動車模型をよりディープに楽しむためのテクニックがてんこ盛りで、私も校正を読んでいて目からウロコがボロボロ落ちました。非常に勉強になりましたねホント。

でもって私はというと、今回も2台製作してます。まずひとつめはこんなのを↓



↑タミヤのロータス・ヨーロッパをベースに、フル開閉化してみました。フロントフード内部のディティールの作り方や、ドアをスムーズに開閉させ確実にピタッと閉じる方法、インテリアとの辻褄の合わせ方、そしてリアフードのアウターヒンジを実車と同じように開閉させる方法などなど、微に入り細にわたり、きっちり解説してます。
ごく一部の特殊なエキスパート・モデラーだけの専売特許みたいに思われているフル開閉化ですが、基本的なロジックさえ掴んでしまえば、実はそんなに難しくはないのです。フル開閉って展示会とかでは凄くウケますからね。これをお読みいただいて、ぜひチャレンジしていただきたく。

もうひとつはこんなのを作りました↓



↑モデルファクトリーヒロのブラバムBT46Bファンカー。レジン製の外装パーツに、ホワイトメタル・エッチング・アルミや洋白の挽き物による超精密メカ再現が盛り込まれたマルチマテリアル・キット。これぞまさしく究極の自動車模型です。
買った人のほとんどは作らないで仕舞い込んでるなんて言われていて、なかなか完成品にお目にかかれないこのキットを、じっくりと腰を据えて製作し、マルチマテリアル・キットの作り方を丁寧に解説しました。これさえ読めば、ヒロのフルディティールも怖くなくなります!

というわけで、今回もすごい情報量が詰まった1冊になりました。必ずやあなたのモデリングライフのお役に立てるはず。ぜひ読んでみてください! 
定価2800円(税別)ということで、模型本としてはちょっと高いですけど、きっとモトは取っていただけるはず。



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1 コメント

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買いますー。 (ミゾロギ)
2011-12-18 20:30:04
北澤さま、お忙しい中いろいろとありがとうございました。
おかげさまでこちらも撮影を終えて、あとは編集に邁進いたします。
こちらの本、気になります。もうすべて模型雑誌巻頭特集レベルのてんこもり。こういう本いいですよね。
早速注文させていただきます!
楽しみです。
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