LITTLEWHEEL Modeler's Diary

モデルフィニッシャー北澤志朗が、カーモデル作りに明け暮れる日々の暮らしを赤裸々に綴ります。

フェラーリ250GTO(17)

2008年12月02日 10時36分16秒 | モデルカー製作記
前後ウィンドウを取り付けました。

キットのパーツは、リアガラスは独立していて、それ以外は3面一体なんですが、ドアガラスを切り離して、とりあえず前後だけ接着しています。
合わせに問題があった訳じゃありません。前後とも、ボディとの合いは非常に良いです。むしろ良すぎてタイトなので、ボディ塗装の時に裏側が吹き返しでガサガサになってたりすると、ぴったりハマらなくなりそうな感じ。特にリアウィンドウはかなりツライチっぽくおさまります。

じゃなんでフロントガラスとドアガラスを切り離したのかというと、ドアガラスのモールドがイマイチ不明瞭だから。
GTOのドア窓は2枚のガラスのスライド式なんですが、金型の抜きの関係か、2枚のガラスのモールドがぼんやりしているんですね。いっそ4面別体にしてあれば、もっとくっきりモールド出来たんじゃないかと思うんですがね。
ドア窓のガラスは、例によって透明塩ビ板に置き換えます。
天井には前後4個のダボがありますが、フロントガラスの上の2個のダボがそのまま使えるように、天井部分を切り離すラインを決めました。

タミヤのプラノコの小さい方のヤツで切り離したんですが、クリアーパーツの切断って神経使いますよね。傷つけたらアウトですから。使う部分にはマスキングテープをべったり貼って保護しておいて切りましたが、この作業は出来ればやりたくない類いであります。

クリアーパーツ、特に面積の大きい窓ガラスを、完成まで傷つけないようにするにはどうしたら良いのか、よく質問されます。その答えは1つしかありません。
とにかく、必要になるまで触るな。という事。
私は、仮組みが済んだら1個ずつ別々にビニール袋に入れてしまっておき、取り付けるまで絶対触りません。そして、取り付ける直前に、必ずコンパウンドでよく磨いておきます。

今回、リアウィンドウのアウトレットの周辺にかなりハッキリしたウェルドがありました。ちょっと消すには厄介な箇所でしたが、ペーパーは使わず、コンパウンドだけで何とかなりました。
せっかくリアは別パーツになってるんですから、湯口の位置を工夫してウェルドを防止してほしかったですねえ。




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