LITTLEWHEEL Modeler's Diary

モデルフィニッシャー北澤志朗が、カーモデル作りに明け暮れる日々の暮らしを赤裸々に綴ります。

ジャガーXKSS(14)

2010年02月02日 09時27分14秒 | モデルカー製作記
ついに塗装に取りかかりました。まずはサーフェイサーから。

↑とりあえず一発吹いてみました。いつものようにGSIクレオスのMr.サーフェイサー1200を使ってます。寒いので希釈はちょっと濃いめ。
一見キレイっぽいんですが、よく見るとヒケやウネリが結構あります。肉眼じゃ判らないのが、サフ吹いて光にかざすとよく判る。ボディの肉厚が結構あるので、裏側にリブなどのモールドがあるところには、どうしてもヒケが発生するんですね。
もともと別パーツだったところは、接合部のあたりの面形状がイビツになっていたりしますから、油断できません。スジ彫りの周囲はエッジが荒れているところも結構ありました。見逃さないように、じっくりチェック。

↓そこで、凹んでいるところにタミヤパテ・ホワイトを薄付けし、600番のフィニッシング・ペーパーで削って平らにし、さらに800番で滑らかに仕上げました。それから全体を1200番で丁寧に研いで、面のウネリを取りました。細かいキズや荒れもペーパーで修正していきます。
このへんの作業は国産の新しいキットだとテキトーに済ませる事も多いんですが、外プラでは必ず丁寧にやるようにしてます。仕上がりにかなりハッキリと効果が出ますから。
成型色が赤なので、なんだか実車の防錆剤みたいで妙にリアルな絵になってます。



↓プラ肌が出たところを中心にサーフェイサーをスポット吹きして、まだら状態でなくなったら、ザラつきが出ないように全体にたっぷりまったりとひと吹き。これで下地完成です。プラの成型色がかすかに染み出してきましたが、ボディカラーはかなりダークな色調になる予定なので、特に対策はしません。
また、メタリック色じゃないので、サーフェイサーの表面に研ぎも入れません。このまま本塗りに進みます。









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