先日のあるお客様の相談なんですが、築１００年の重厚な現在の住まい、息子さんが将来結婚して同居できるように、住まいを考えている、土地も広いから空いた土地に建てて後でつなぎたいというようなお話です、
私は何故、今のこの重厚な歴史のある住まいを利用しないのですかと聞くと、この家をリフォームしだしたらきりがない、確かに・・・ しかし私たちの住まいの診断士が診断すれば、その家の価値がわかります、それは柱などの材料から引き戸の取っ手の金具に至るまでのすべてに価値があるのです、
しかもその施工方法も現代のような、金物で補強する事ではなく、ほぞ穴をあけで差し込みくさびで止めるなどのやり方です、実はこのやり方のほうが耐震性、耐久性に優れているのです、なんたって１００年なんの狂いもなく存在しているのが証拠です、
私はこの住まいをリフォームして次世代に継承することをお勧めしました、単なる初期コストの比較だけでなく、２０年、３０年の長期的なランニングコスト面から考えても間違えなく最良の選択だと思います、
お住まいの診断がいかに重要か、いかに昔の家はしっかりしているのかを今日はいいたかったのです。
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