猫的下僕生活

オハヨーからオヤスミまで愛猫銀パールに仕える下僕日記。腎・肝・膵、絶賛頑張り中!

28:ぽっかり

2011年12月23日 | ぴ~ちの肉きうDiary

いつでも里親募集中 



初めましての方に【welcome】で登場人物のナビゲーションしてます 

 

■■■2002年1月9日頃を振り返る■■■

ぴ~ちの旅立ちから49日目
今日は《49日》
この日までは肉体から離れた魂は自由に漂い
この日を境にいよいよ天に行き
《忌明け》となるらしい。

時間は瞬く間に過ぎて
もうそんなに時間が流れたのか・・・って感じ。
時間は流れても、寂しさはまだ癒えず
1日数回泣きそうになり、 最低1回は大泣きタイムがやってくる。

《忌明け》と言われても気持ちはその通りにはいかない。
相変わらずぴ~ちの幻影が周囲をうろつき、胸が苦しくなる。
いつまでこの泣虫記録は続くんだろう...



ぴ~ちの祭壇が狭くなってきた。
ぴ~ちが眠るベッド(骨壷)以外に
位牌や写真、貰った缶詰、ご飯にお水に
お花、このダイアリーでも紹介してる感謝状や表彰状、
ぴ~ち宛のメッセージとか色んな物を飾ってある。
どれもみんな飾っておきたいものばかり。

週末がくる度に
ぴ~ちのゲロッパやシッポの血のついたシーツを洗おう・・・
いやいや、 思い切って捨ててしまおうかと思うのだが
まだ出来ないでいる。

なちと2人の生活が始まり
以前のような日常が戻ってきた。
が、人ん家の掃除までもが趣味で
片付け魔体質だった私が
すっかりだらしない子ちゃんになってしまった。 
服も脱ぎっぱなし、汚れた食器洗いも翌日にしたり
洗濯物も干しっぱなし
大事な書類もゴミにまぎれてたり
しなきゃいけない事がどんどんたまるのに
やる気がおきない。


なちの世話はちゃんと出来てるのだが・・・。
1人になって、更に甘えん坊になったなち
きゅるんな瞳で誘惑してくる
私は、人生は大雑把だけど、生活は几帳面で
いつ誰が来ても「どぉぞ♪」が出来る綺麗好きさんだったんだけど

・・・とほほ・・・ 

ぴ~ちが原因で...と言うと
ぴ~ちが怒るだろうけど
やっぱり、ぴ~ちのせいだぞ~



9月末に足に異変が起こり
不安を抱えたまま、ガンの宣告と同時に命の宣告。
不安と恐怖の中で、ぴ~ちを見守り
そして、見送った。
頑張ってたのはぴ~ち
私は何も出来なかったけど
ぴ~ちが居なくなって看病する事もなくなり
失う不安と恐怖からは解き放たれた筈なのに。
少しは気持ちが救われる筈なのに。
糸が切れたような脱力感っていうか・・・
虚しさが心を占める。

かと言ってあの張り詰めた毎日に戻りたいかと言うと・・・
どうなんだろう。
不安・恐怖・緊張・・絶望・寂しさ・哀しさ・・・
どれも選びがたく辛い感情ばかり。
今感じてる寂しさも「恐怖」に近い感覚がする。
「心にぽっかり穴があいたみたい」ってよく言うけど
ホントにそんな感じだ。
誰と居ても、何をしてても完全にふさがることのない心の穴。
ぴ~ちがあけた穴
ぴ~ちにしか埋められない。

ぴ~ちを抱きたいなぁ.....

あのお腹に顔うずめたいなぁ.....

友から「ぴ~ちの代わりにはならないだろうけど」っと
こんなモノを貰った。
喋るミニロボット。


手足が自由に動き鼻を押すと喋るのだ。
左のクマもどきは「お帰り。ゆ~っくり休んでね」
右の猫もどきは「あなたは世界で一番素敵よ」っと言ってくれる。
う~ん、確かにぴ~ちの代わりにはならないが
特に猫はやみつきになる喋り方で意味もなく
鼻を押してしまう
ありがとうね

゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*.。.*.。.*゚

 2011年12月23日に想う

よく泣いてんなぁ~ この一言に尽きる! 


【最終便:ラブレター】



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