goo blog サービス終了のお知らせ 

基礎塾・・・とっても小さな塾です。でも、「楽しさ」「温かさ」「わかりやすさ」は塾長の心と同じように?最大級だと思います!

◆重要なお知らせ◆ 2022.03.31に閉校することになりました。長い間ありがとう!みんな元気でね!

【中1】 文字式と文字式の引き算

2019年10月01日 21時38分55秒 | 勉強と雑学

なかなかできるようにならないので、宿題プリントを出しました。
念のため、今日教えた解き方を以下に書きました。わからなくなったら説明を参考にしてください。


問題)左の式から右の式を引きなさい。

3X+1,4X-2

解答)※ どんなことが有っても①~④の手順で解くこと。決して暗算はしない

(3X+1)(4X-2)  ←①( )で囲んだ式と式の間に(引く)を書く

=3X+1-4X+2     ←②( )を外す。※( )の前にーがあるときは注意!
 
3X-4X+1+2     ←③文字の項は前
に集める。数字の項は後ろに集める。

-X+3          ←④それぞれを計算して並べると答えになる。


以上


--------------------------------------------------------

中学や高校の数学が得意になろうと思ったら、教えられた手順通りにきちんと式を書き解くことを身につけなければなりません。


…中学時代の塾長は、友達が3行で解く問題も4行か5行の式を書き解きました。
そのため、みんなよりも解き終わるのに時間が少し余分にかかりました。テストではたいてい時間ぎりぎりまでかかりました。
しかし、暗算を一切していないので計算を間違えることがなく、ほとんどが100点でした。

…この方法をずっと続けたので、高校生になるころには、計算問題は目と手が勝手にやってくれるようになり、他のことを考えながらでも正しい答えが書けるようになりました。私の数学の授業を受けた人は私が問題の解説をしながら、あるいは全然勉強に関係ないことを話しながら、スラスラと計算している姿を何度も見ていると思いますが、あんな感じになるんです。あの時計算に頭はほとんど使っていません

文字式の計算は、実は計算と言うよりもルールに従って項を並べ替えたりまとめたり消したりする作業なので、数学が得意になった人はみんな目と手が勝手に計算をやってくれるようになります。だから考えることだけに集中できるので、難しい問題が解けるようになるのです。

とにかくきちんと式を書くことを重視した計算方法に取り組んでください。
そしたらきっといつか目と手が勝手にやってくれる日が来ますから。


楽しく頑張りましょうね