基礎塾・・・とっても小さな塾です。でも、「楽しさ」「温かさ」「わかりやすさ」は塾長の心と同じように?最大級だと思います!

◆重要なお知らせ◆ 2022.03.31に閉校することになりました。長い間ありがとう!みんな元気でね!

ゲゲゲの鬼太郎(ぬりかべ~のその後)

2022年02月28日 09時05分00秒 | 塾長は今?
日曜日は奈良の家に居ました。以前乗せた記事「ゲゲゲの鬼太郎」のその後です。

まだ漆喰は一部しか塗られていませんが、笠木の上に和瓦も乗せられいい感じになって来ました~


【表(通り)側】



【裏(屋敷内)側】


奈良の家の塀は土塀(つちかべ)です。
土塀っていうのは、竹を編んで土で固めて漆喰と板で表を化粧して、一番上の笠木に瓦を乗せたものです。お寺やお城の塀と同じ作り方です。
漆喰(しっくい:壁の表を白く化粧し耐火性を高める土)は塗られた後、空気中の二酸化炭素などと反応しながら100年かけて強度を増してゆくとのことです吉野の左官屋さんに教えてもらいました


今回うん百年ぶりに作り直したので、多分次に作り変えるのは100年か200年後です。
私が作り変えることはできませんが、子孫がやってくれるはずです

ゲゲゲの鬼太郎

2021年11月22日 17時45分32秒 | 塾長は今?
「ぬりかべ~」です
ようやく塀の土壁塗りが終わりました。このあと杉板と漆喰、和瓦で仕上げです。
塾長のお小遣い何十年分でしょうか がんばって節約します


近頃は伝統工法の家を建てる人が本当に少なくなりました。だから、伝統工法を受け継ぐ職人さんもすごく少なくなってきています。こんなにきれいに仕上げられる職人さんはとっても希少で貴重です。

私は君たちがサラリーマンになることを一押ししていますが、こういう伝統的な技術を継承する職人さんなら目指しても良いかもしれません。
奈良や京都、その他日本には古い町がたくさんあり、今後も神社仏閣古民家お城などの修復は永遠に続くと思われます。地味な仕事に見えますが、実は将来性のある仕事かもしれませんね。




隣の家に囲いが出来たってねえ・・・

2021年10月31日 21時32分24秒 | 塾長は今?
土日は奈良の家にいました。

で・・・
有名な小話

「隣の家に囲いができたんだってねえ~」
「へえ(塀)」
「カッコいい(囲い)」


まだ途中ですが、奈良の家にも塀が出来つつあります。
もちろん以前もあったのですが、100年以上も修理をせずにいたので崩落寸前の塀でした。
ということで、古い塀は取り除き、今回も以前と同様に土壁の塀を作ってもらいます。
また100年はもたせてくださいね!ということで、左官屋さんの腕の見せ所です


塀の上には瓦の屋根も付きます。

カッコいい(囲い)でしょ!?

家の中も土壁!? です!

2021年10月11日 11時12分45秒 | 塾長は今?
日曜日はいつものように奈良にいました。
工事中の奈良の家ですが、伝統的建造物(1689年)なので外壁だけでなく内側の(部屋の中の)壁も土壁での修復が義務付けられています。


左官屋さんが竹を麻ひもできれいに編み、この後土と漆喰を塗っていきます。伝統的な技術を持つ職人さんも今は少なく(ほとんど居なく)なりましたが、今は吉野の職人さんが我が家にかかりきりで仕事をしてくれています感謝です


つし二階も同様に土壁です。


もうそろそろ工事も1年になりますが、まだ当分かかりそうです。


月曜日からはテスト勉強会、三中生も加わります。頑張りましょうね