つれづれなるままに

今、もっとも関心のある出来事を備忘録としてつづります。2005年から。

五木寛之

2010-09-08 | 
夕飯が終わってからのひととき,
積極的に本を読むようにしている。
いや,TV生活だからというのが本音だ。
7月から読み始めてやっと読み終わったのが,
五木寛之原作の『四季シリーズ』である。
奈津子・波留子・布由子・亜紀子
とある。
初版は1977年の雑誌連載からであり,
最後の亜紀子は,1994年と完成がなされたようだ。
足かけ17年。

この頃,この本には,手が伸びることはなかった。

しかし,7月,本屋で平積みされていた『四季・奈津子』を手に取り
思わず購入。
奈津子のないようは,あー,そうだね。
という感覚であったが,
波留子,布由子と読むにつれ,1080年代を思い出すに十分な内容だった。
作者は,60年代から70年代をといっているが,
私にとっては80年代を呼び起こす物語のように感じた。

結構,厚手の本であったが,そんなに苦慮することもない。

また,筑豊への旅に出たくなったのが,読後の感想である。

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