前から気になっていた、京都と大津の境目の大津側にある、3ヶ所の同じ名前の神社に行ってきた。
山科を経由し、そこから大津方面へ向かい国道1号線の途中、細い横道に入る。すると多くの車が警備員の指示で待機している。何事かと思い、警備員の人に訊いてみると、うなぎ料理店「かねよ」に入るための順番待ちとのこと。自分は違うということで、そこを通り過ぎて神社前まで行く。
「かねよ」の駐車場はいくつもあるが、全部満車。調べてみたところによると、うなぎ料理で日本一?といわれる超有名店らしい。こんな不便な場所に、本当にたくさんの人が来ている。びっくりした。自分はグルメではないので、所謂有名店やミシュラン獲得店といわれても、何も出てこない。ネットで料金を見たら、これまたびっくり!とてもじゃないが、よう入らん。
神社は名前を「蝉丸神社」と言う。石段を上って境内に入るが、ぽつりぽつりと観光客が来ていた。小さな神社だが、舞殿がある。大きな神社にはよくあるが、小さな神社の舞殿は珍しい。拝殿、本殿共にきちんと手入れもされているようだ。下方を1号線が走り、本来騒音がと思うが、かなり静かで落ち着いた雰囲気。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/16/5f321683c971fd0fac50a1b4f32f415a.jpg)
写真撮って次の神社へ向かう。それが国道1号線に沿った所にある。ものすごい交通量で、おまけに渋滞もしていて、車を歩道のギリギリいっぱいに止めて、何とかやり過ごす。
この2つ目の神社は「関蝉丸神社(上社)」と言う。ここも比較的小さい神社だけど、やはり舞殿があり、神社としての何か風格を感じさせる。だれも来ていなかった。そりゃあこんなところに来るには、京阪の駅を降りてから、かなり歩かなければならない。1号線の歩道はものすごく狭いので怖い。職人さんらしき人が何か軽作業をしていた。
そして次に3つ目の神社。1号線から分かれて161号線に入る。この道は住宅街に沿っているので非常に楽だ。この道沿いにその神社がある。
名前は「関蝉丸神社(下社)」と言う。すぐ前を京阪電車大津線が走っている。ここが一番立派で、舞殿もあり、本殿には多くの絵馬がかかっていた。本殿の横に石灯篭があり、これは重要文化財に指定されている。
多くの人が参拝しているようで、確かに便利な場所で、浜大津はもう少し走った所。
と言う訳で、この3つの神社はいずれも「蝉丸」の名前が付く。なぜ3つもあるのか。由緒書きなど読んでもわからなかった。ネットでいろいろ調べても、3ヶ所になったことは分からず。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/ec/dbfbe9c1cb515127813a48feae24be63.jpg)
しかし、蝉丸は聞いたことがある。百人一首に出てくるあの蝉丸。逢坂の関の歌が非常に有名で、まさにこの場所だ。彼は目が見えない障害を持っていながら積極的な生き方で、また琵琶の名手でもあったと言う。平安初期の人で、後にこの逢坂の関のところに住んでいたことで、この神社に祀られているのだと言うことのようだ。
尚、彼は芸能の神であり、そういう関係者が参拝に来るとも言われている。3つちゃんと回れてよかった。
(他HPより)
それにしても国道1号線の渋滞はひどい。せっかくここまで来たので、そのまま国道まっすぐに行って、浜大津の港へ出た。
ここに来るのは久しぶり。以前と比べてミシガンなどの観光船の発着上が更にきれいに整備され、同時に大型マンションがずらりと並び、浜辺の公園も素晴らしく、大勢の市民や観光客がゆっくりくつろいだり、観光船に乗りに来ていた。駅の少し横には超高層マンションまでそびえている。
目の前の琵琶湖と合わせると、何かヨーロッパの地中海沿いの街のようで、思わず住んでみたいと思わせるような、豊かな雰囲気がある。湖からの風と風景を楽しんで、帰路に着いた。
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山科を経由し、そこから大津方面へ向かい国道1号線の途中、細い横道に入る。すると多くの車が警備員の指示で待機している。何事かと思い、警備員の人に訊いてみると、うなぎ料理店「かねよ」に入るための順番待ちとのこと。自分は違うということで、そこを通り過ぎて神社前まで行く。
「かねよ」の駐車場はいくつもあるが、全部満車。調べてみたところによると、うなぎ料理で日本一?といわれる超有名店らしい。こんな不便な場所に、本当にたくさんの人が来ている。びっくりした。自分はグルメではないので、所謂有名店やミシュラン獲得店といわれても、何も出てこない。ネットで料金を見たら、これまたびっくり!とてもじゃないが、よう入らん。
神社は名前を「蝉丸神社」と言う。石段を上って境内に入るが、ぽつりぽつりと観光客が来ていた。小さな神社だが、舞殿がある。大きな神社にはよくあるが、小さな神社の舞殿は珍しい。拝殿、本殿共にきちんと手入れもされているようだ。下方を1号線が走り、本来騒音がと思うが、かなり静かで落ち着いた雰囲気。
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写真撮って次の神社へ向かう。それが国道1号線に沿った所にある。ものすごい交通量で、おまけに渋滞もしていて、車を歩道のギリギリいっぱいに止めて、何とかやり過ごす。
この2つ目の神社は「関蝉丸神社(上社)」と言う。ここも比較的小さい神社だけど、やはり舞殿があり、神社としての何か風格を感じさせる。だれも来ていなかった。そりゃあこんなところに来るには、京阪の駅を降りてから、かなり歩かなければならない。1号線の歩道はものすごく狭いので怖い。職人さんらしき人が何か軽作業をしていた。
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そして次に3つ目の神社。1号線から分かれて161号線に入る。この道は住宅街に沿っているので非常に楽だ。この道沿いにその神社がある。
名前は「関蝉丸神社(下社)」と言う。すぐ前を京阪電車大津線が走っている。ここが一番立派で、舞殿もあり、本殿には多くの絵馬がかかっていた。本殿の横に石灯篭があり、これは重要文化財に指定されている。
多くの人が参拝しているようで、確かに便利な場所で、浜大津はもう少し走った所。
と言う訳で、この3つの神社はいずれも「蝉丸」の名前が付く。なぜ3つもあるのか。由緒書きなど読んでもわからなかった。ネットでいろいろ調べても、3ヶ所になったことは分からず。
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しかし、蝉丸は聞いたことがある。百人一首に出てくるあの蝉丸。逢坂の関の歌が非常に有名で、まさにこの場所だ。彼は目が見えない障害を持っていながら積極的な生き方で、また琵琶の名手でもあったと言う。平安初期の人で、後にこの逢坂の関のところに住んでいたことで、この神社に祀られているのだと言うことのようだ。
尚、彼は芸能の神であり、そういう関係者が参拝に来るとも言われている。3つちゃんと回れてよかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/95/11bdb71f70d078cfc6e5746d6e8d6605.jpg)
それにしても国道1号線の渋滞はひどい。せっかくここまで来たので、そのまま国道まっすぐに行って、浜大津の港へ出た。
ここに来るのは久しぶり。以前と比べてミシガンなどの観光船の発着上が更にきれいに整備され、同時に大型マンションがずらりと並び、浜辺の公園も素晴らしく、大勢の市民や観光客がゆっくりくつろいだり、観光船に乗りに来ていた。駅の少し横には超高層マンションまでそびえている。
目の前の琵琶湖と合わせると、何かヨーロッパの地中海沿いの街のようで、思わず住んでみたいと思わせるような、豊かな雰囲気がある。湖からの風と風景を楽しんで、帰路に着いた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/2b/75aff4d03006fe59c33cccccb380d75d.jpg)
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