はなまめいもにんにく

八ケ岳南麓で雪割草を育てています。

リヤカーでケーキを売る青年

2021-08-27 | その他

 

少し前の事。

 

畑でキュウリの収穫をしていた時、

 

 

何が書いてあるのか分からない派手な幟を建てたリヤカーが、

ウチの前の砂利道を八ヶ岳の方から降りてきた。

 

あまり見かけない絵面だったので「ぽか~ん」としていたら。。

 

「こんにちは~~~美味しいケーキいりませんか?」と、

リヤカー引きの青年に声を掛けられた。

 

「へ、ケーキ?」

 

なぜ?こんな田舎に?

見渡す限りの田舎。

 

人間は私だけ!

 

なぜ、なぜ、なぜ。

なんか変!

この人なんか怪しい!!

 

と思いながらも近づいてみた。

 

リヤカーの上には大きな保冷庫の様な物があり、

蓋を開けたらパンと言えばいいのか?ケーキといえばいいのか?

そうだ、洋菓子という種類のお菓子がビッシリ入っていた。

 

青年は、テキパキと商品説明を始めた。

「生クリームの入ったパン。カスタードの入ったクロワッサン。

バームクーヘンとかがお勧めです。」

 

私としては、そんなことよりも、

 

ここにこんな人が、

こんな風に表れたことが不思議で不思議で仕方なかった。

 

 

「ちょっと、あなた怪しげなんだけど・・?」と、言ってみた。

 

「そうですよね。よく言われます。」

 

「何か、、組とか、、の手先?」

 

青年は大笑いして「そこまで言われた事ないな~」

 

「ちゃんとした会社の美味しいお菓子で、結構売れるんですよぉ。」

 

写真はNGだという事だった。

 

騙されたつもりでパン4個と箱入りケーキを1本買った。

 

合計で3500円位だった。

「ちょっとお高いわね。でも、買いに行く手間と交通費を考えたら、、

ま、いいかも。。」

 

パンは写真を撮り忘れたけどスポンジケーキはこれ

 

 

パンもケーキもとても美味しかったし、

青年も爽やかだったし、

ちょっとした緊張感も味わえたし、

 

 

良かった良かった!

 

 

 

それにしても、謎だらけ?

 

何と効率の悪い販売方法なんだろう?

 

 

 

 

 

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