きらくなたてものや2

楽しむ、楽しい、いえづくり、まちづくり

今年も年の瀬に竹伐り隊

2014年12月21日 | 今日のできごと
ここ近年、
年の背に竹伐り隊を結成することが
恒例となってきました。

そればかりか今年は、
10月も11月も、
下弦の月から新月の期間を狙って、
竹伐り隊。

今日で三カ月連続です。

竹伐り隊は、
気持ちいいので、
こうして毎月のようにできること、
とてもうれしく思います。

しかも毎回、
建主さんそれぞれの
心のこもったおもてなしに
とても幸せな気分になります。

さて今日は、
建主さんのお子さんが
通っている自主保育のお仲間たちが
大ぜい集まってくださって、

人数はきちんと数えていませんが、
大人15名はいたでしょうか。

また小さな子どもたちも、
それと同じくらい、
いやもしかしたら
それ以上の人数いました。

子どもたちの声援と、

時に「わたしにもやらせて」
といった感じで
お手伝いしてくれて、

とても賑やかに
作業を進めることができました。

そしてなんといっても、
建主さんは今日二升!分の
おにぎりを用意してくださり、

また近所のお友だちも
ご自宅を開放して
お昼と夕方、
とてもおいしい料理を
ふるまってくれて、

きっと一日身体を
動かしたエネルギー量を
補って余りあるほどの(笑)
お食事をいただきました。

参加者の皆さんも
口にしていましたが、

もし数人で作業してたら、
途方に暮れる仕事、

だからこれまで
竹林に手が入らず、
荒れ放題になっている
ところばかりに
なってしまいましたが、

竹小舞という
使い道を通じて
楽しくおいしく
竹林に手が入り、

気がついたら
光と風の通る竹林に
生まれ変わります。

こういう過程と結果が
あるからこそ、

土壁はやめられません。

子どもたちが生き生きと
野山を駆け回り、
おいしそうにおにぎりを
ほおばる姿を思い出しながら、

土壁が昨今の
「省エネ化」だけで評価され、
それに振り回されてはなるまいと
改めてそう思いました。

ということで
今日の成果は、
割り竹の状態で650本!

皆さん、
ありがとうございました!





二升分のおにぎり(の一部)。
汗を流した後だから、
余計にうまい!







直火で沸かしたスープも
うまい!







この写真は、
参加者のごく一部ですが、

ご覧のとおり、
大人の数と同じか、
それ以上いる子どもたち。







作業が終わり、
日が暮れた後は、
火とおいしい食事を囲んで、
しばらく皆さんと
交流を深めました。

手術完了

2014年12月18日 | 鎌倉大町み邸
鎌倉大町み邸にて。

玄関の庇が悪さをして、
玄関脇の壁の足元が
かなり傷んでいたので、

無筋だった
コンクリートの基礎も
取り払い、

基礎を打ち直し、
土台を差し替え、
ホールダウン金物で
柱を緊結しました。

手術、完了!



北側もすっきり

2014年12月17日 | 横浜す邸
横浜す邸にて。

新たな住まいの引越しが終わり、
先週から始まった旧家屋の解体工事が
もう少しで終わろうとしています。

北側が更地となり、
だいぶすっきりした一方で、

しばらく家同士が寄り添っていた
状態に見慣れていたので、
何だか寂しい気持ちにもなりました。



「思い出」を壊し始める

2014年12月08日 | 横浜す邸
横浜す邸にて。

週末で引越しが完了し、
ついに数十年暮らしていた旧家屋を
今日から壊し始めます。

この光景も、
今日で見納め。

先週一日だけ
引越しの手伝いを
させていただいただけでも、

この家にはたくさんの
思い出が詰まっていることを
ひしひしを感じました。

建主さんご家族にとっては
言わずもがな、ですね。

私も一抹の寂しさを
感じますが、

一方で北側の景色が
どのようになるのか、
楽しみです。



さらば相棒

2014年12月05日 | 今日のできごと
きらくなたてものやの旗揚げとともに
ともに歩んでちょうど十年。

各部の損傷が激しく、
おカネを積めば直せるのでしょうが、
ついに腹を決めました。

月まで行きたかったのですが、
あと2万6千㎞という地点で断念。

木、石、藁、竹、泥、瓦…、
様々なものを運び、
過酷に走った十年間、

本当にありがとう。
そして、さようなら。



検査が終わり、縁側で和む

2014年12月01日 | 横浜す邸
横浜す邸にて。

完了検査が終わり、
雨も上がった昼下がり。

一段落して、
縁側越しに中庭を眺めながらの
お昼ごはん。

やはり縁側は、いい。

検査が終わった
解放感も相俟って、
和みます。

半日お茶をすすりながら、
ずっとここに居たい気分ですが、

これから、
蜜蝋ワックス掛けの続きです。