きらくなたてものや2

楽しむ、楽しい、いえづくり、まちづくり

多彩な格子の交響曲

2013年06月11日 | 鎌倉大町ほ邸
鎌倉大町ほ邸にて。

竹の格子、
建具の格子、
木組みの格子、

多彩な格子の交響曲。

このままでいいと
思ってしまいますが、

竹の格子は今週金曜日以降、
手で塗る土に埋まる予定です。
それはそれで楽しみです。

壁の下地が竹の現場は
どうにもならぬゴミが出ず、

出るのはケタケタ響く、
職人たちの笑い声ばかり(笑)。



竹による多彩な壁下地

2013年06月07日 | 鎌倉大町ほ邸
鎌倉大町ほ邸にて。

ここは古民家改修の現場。
土を手で塗る仕上げは共通ですが、

構造を補強したり、
あるいは既存の壁の上だったり、

壁の状況がまちまちなので、

同じ部屋の中でも、
通り一辺倒ではなく、
状況に応じて様々な下地が
出現しております。

それぞれ気まぐれで
作っているのではなく、

深い理由があってのこと。

これが改修の仕事の
楽しさであり、奥深さです。






味ある玄関

2013年06月06日 | 鎌倉大町ほ邸
鎌倉大町ほ邸にて。

昨日までタイル職人の小澤さんが
玄関外のポーチも含めて敷瓦貼りの仕事。

無事完了するやいなや、
今日は建具職人の新井さんが、
玄関建具を取り付けにきました。

その後把手となる流木を
実際に建具に当ててみて検討。

敷瓦の床と併せて、
「味」のある玄関となりそうです。






人間の基礎も作る

2013年06月06日 | 鎌倉大町ほ邸
鎌倉大町ほ邸の現場に、
キャベツと玉ねぎが出現。

と申しますのも
今日一部コンクリ土間を打つのですが、
仲間の基礎屋は半農半基礎屋さん。

現場に来るたび、
自分の畑で作ったおいしい野菜を
差し入れしてくれます。

その場にいた職人さんの、
「基礎屋さんは、人間の基礎も作ってくれるんだー」
は名言。

こうしてまた鎌倉の空に、
高らかに笑い声が響くのです。






土と炎と陽の恵み

2013年06月04日 | 鎌倉大町ほ邸
鎌倉大町ほ邸にて。

道路に面した土間は、
藤岡の五十嵐さんが
達磨窯で焼いた敷瓦を
敷き並べました。

炎の形を転写した個性豊かな表情が、
タイル職人の小澤さんとの対話により面となり、
実に味わい深い土間となりました。

一枚一枚違うからこそもたらす美しさ。

またこの下には、
太陽の恵みで温める床暖房が
仕込んであります。

土と炎が描く芸術とともに、
土が熱を蓄えて、
あたたかく人を迎え入れる予定です。