もと来た道を西洋美術館へと急ぎます。こうして見るとホント上野って緑が多いよね。緑が溢れてるって感じ、まさに「上野の森」、ボードワン博士有難う!!上島珈琲から横断歩道を渡って、旧音楽学校奏楽堂の前を通ります。
国立博物館の黒門を背に、東京都美術館横を通り抜けて、西洋美術館へ。驚いたことに途中にスタバが!
西洋美術館の生みの親、松方幸次郎氏。(1865-1950)はもと明治の元勲で総理大臣も務めた松方正義氏の三男。初代川崎重工社長だった人です。国立西洋美術館は1959(昭和34)年、フランス政府から日本へ寄贈返還された「松方コレクション」を保存・公開するために設立されました。ここは↓美術館中庭。
美術館は1階と2階に分かれています。2F オールドマスター(西欧の中世期頃から、18世紀頃までに活躍した作家)の絵画。聖書をもとにした作品が多い。この美術館はほとんど撮影OK。うれしいですね。
松方コレクションとフランス近代絵画。モネの作品が沢山ありました。2点(?)のみ撮影禁止のものが、なぜ?
1Fに戻って 20世紀の絵画。フェルナン・レジェ「赤い鶏と青い空」、 ゴッホの「バラ」。
ゴーギャン ピカソ
楽しかった。 閉館まで残っちゃったよ。
名残り惜しいけど先を急ぎます。ここでは、紹介できないけど、素晴らしい作品がでいっぱいなので、時間を作って見に行ってね。第2、4土曜日は常設展の入場料が要りません、国立 万歳!
不忍の池へ行きました。上野公園って広いね~、改めて感じます。やっとたどり着いたけど、今の時期なんも良いものなし。蓮は花が終わっているし、葉っぱは伸び放題。スル~して西郷さんへ。夜になるとライトアップもされるらしいよ。
西郷さんの後ろになにやら壁画のようなものが。右はアップしたもの。
近くでお掃除していたおばさんに聞いたら、「ここはもと聚楽の屋上よ。あそこから(壁画の建物)入って、エレベータで1Fに降りられるよ。UENO3153って、新しいグルメビルに変わったの。長いこと来てないの~?。」
う~ん、昨年も来たけど、そういえば、いつも公園口から入って、公園口からJRに乗るから、駅前とんと見てなかった。好奇心いっぱいのkinoppyは「UENO3153」の報道向けページで調べたよん。(以下 資料、写真は「UENO3153」の報道向けページより)
屋上の壁画はタイル画で、向かって右が「東叡山全図」(江戸期)で寛永寺創建時の模様を広重が描いた浮世絵。左は「東都名所之内上野山一覧之図」上野公園で第1回の万国博覧会(M10年)が開催された模様を河鍋暁斎が描いた作品。
西郷さん銅像下あたりの上野駅前商店街は、上野公園の一部であり、登記上はもともと存在しなかった。闇市を強制退去させるための臨時の仮設建築が21世紀まで残っていた。現在はその辺は解決している。上野広小路商業共同組合の念願の駅前リニューアルだったのだそう。
昔の聚楽の写真があったよ。知ってる人も多いと思う。だってこっちの方が歴史が長いもの。西郷さんの真下が「西郷会館」で1階が土産物店、2階が「聚楽第」という飲食店だった。2012年(2年前か!)にリニューアルし、ガラス張りの、綺麗なビル「UENO3153」に生まれ変わった。上空から見た新しいUENO3153ビル(右)いかが?これなら西郷さんとの位置関係がわかるでしょ?西郷さんの銅像が見えるかな?、後方のタイル壁画がわかる?
そして新しい3153ビル2階からの眺め。ここからの景色は変わらないね。線路とヨドバシカメラのビル、に挟まれたアーケード入口みたいなところが、アメ横。久しく行ってないなあ。
忙しい日々も、たまには、こんな風に遠回りしてみると、新しい発見があるよ、みなさんも是非是非。kinoppy楽しかったよ~。駅前(不忍口)に出てみると、確かに上野東宝ビルやら、上野松竹デパートやら、なくなって小ざっぱりした現代的なビルになってた。JRから直通で入れるらしいよ。じゃ、またね。