接吻

一人の夜というのは、つい無駄に夜更かしになります。



そんなわけで、見るかどうかはわからないけど、とりあえず録画しておいた番組とかいろいろ見ています。



連ドラを見始めると途中で辞めるのが難しいので（あくまでも私の場合ですが）、最近ではＮＡＣＳさん関連のドラマ以外はあまり見ていません。

しかし、やはり話題になってるものとか、興味があるものなんかはちょっと見てみたいかも・・・と思って一応録画しています。



そんなわけで、１話２話と録画してあったハチミツとクローバーを見ました。



生田斗真といえば、昔、国分君が司会だったジャニーズＪｒのバラエティーで見て以来、ちゃんと見たことがなかったのですが、いつの間にあんなステキなオトナの男になっちゃったんですか・・・

おばはん思わずため息です。

真山　巧役の向井　理君もけっこうスキなんですよね。



で、花本　はぐみ役の成海　璃子ちゃんって、まだ１５歳なんですね。

役の上では美大の１年生ということで１８歳なんですね。

璃子ちゃんは顔立ちが大人びてるから、実年齢よりも上の役をやっても違和感はないんですが、ふとした表情がすごくあどけなくて。

すごく役に雰囲気が合ってるな～と思いました。



私はこのハチミツとクローバー、原作も映画もアニメも未見なので、今回のドラマが初体験なんですが、もしかしてハマるかも？な感じです。

こういう、なんか痛いような切ないような恋の話って、自分はもうとっくに通り過ぎてしまったことだから、話の内容に加えて、自分の過去の痛みとかそういうのが交錯して、のめり込んでしまうんです。



特に２話のあのシーン。

ずっと一人の女性に対して、叶うことのない恋心を抱いている巧のことを、叶わないとわかっていてずっと思い続けるあゆみ。

あゆみの気持ちに気付いていながら、それに応えることができない巧。

酔いつぶれて巧に背負われて、その背中での匠との会話・・・




　　　好き。



　　　・・・うん。



　　　好き。



　　　・・・うん。




その繰り返し、けっこう本気で泣きました。

一人だから心おきなく泣けました。

あゆみの切なさと、遠くへ行ってしまった自分のそういう時代とを重ね合わせて、なんとも切なくなってしまったのでした。



映画では、はぐみの役を蒼井優さんがやってたんですね。

ちょっと見てみたいような気がします。



こんな感じで、時間がないのは解ってるのに、おそらく毎週欠かさず見るドラマになってしまうような気がします。