あれは去年の９月。日本に一時帰国前でお土産集めや準備などで忙しい日々・・
のはずなのに、飲み歩いてばかりで帰国準備を後回しにしていた頃。
あと５日で 日本出発という日に、友達のがんもちゃんが
「会いたい・・」と言ってきた。
『なんやねんっ、この準備でクソ忙しい頃にっヽ(`Д´)ノプンプン』と、
自分のせいでクソ忙しくなる羽目になったのに、人のせいにしようとする
ワシの得意科目：責任転嫁を実行しようとした、、その瞬間・・
「・・・帰任が決まったの。」 と呟いてきた。
この事については、チョイチョイ書いてるけど、
今日 改めて、きちんと書こうと思う。
だけど自分的にも気持ちをまとめれず、
何度読み直しても 支離滅裂な文章だけど。。 (だから、、いつも支離滅裂だよ？) Oo。．(´ー｀;)
あの日、あの瞬間 携帯片手に時が止まったのを今でも鮮明に覚えている。
がんもちゃん とは、ワシのブログにもよく登場し、
ワシのネタにされてしまう という、父ちゃんの次の被害者でもあるのだが・・
相当な変わり者でもある。いわゆる変態だ。 (意味が変わってるぞ、ボケ) Oo。．(´ー｀;)
まぁ・・アレデスヨ。。 ワシのブログを読んでくださってたありがたい方なんですが、
「お友達になりたいです！」と申してくれた、、もう、その時点で、、
ワシと友達になりたいなんて・・ 「変わった人だな・・」と思ったワケですよ・・
そしてアレですよ。。 ブログのコメント欄に
自分のマンション と 何号棟か と 何号室 かを書いてきた
後にも先にも、あんな個人情報オープンな人はいない という不思議ちゃんでもありまふ。
そのコメントを貰った夜、ワシは大慌てでコメント削除し、
【便箋というものを持っておらず、ノートの切れ端でごめんなさい】と一筆添えて、
連絡先と感謝の気持ちを手紙にし、彼女のポストに猛ダッシュで投函しに行ったのである。
あの日から、ずっと姉妹の様に、親友の様に、、恋人の様に、、
もしくはどちらかがストーカーじゃねえか？って程に 多くの時間を共にした。
大人になり、異国で 赴任地で、友を作ることの大変さを知ってるからこそ
その温かさと ありがたさを教えてくれた、大事な友の１人が、、帰任。。
当たり前に 一緒に笑う事の方が多かったけど、
一緒に泣いてくれ 一緒にもがき苦しんでくれた友が いなくなる。。。
女も３５歳を過ぎれば、心も体も変わり、疲れ果てることも多く、
時には 立てないほど気力を失い、吐くほど泣く事もあり・・
自分の情けなさと、その情けなさを受け入れる事への恐怖にとらわれ・・
陳腐な言葉だけど、【目の前がまっ黒】になる そんな闇に引きずり込まれた時、
必ず、力強く、私を引き上げた 友の１人。
人には アホ だと思われていたい。
悩んでるふりして、実は悩んでいない、
そんなアホな女のイメージを大事にしているワシが、 (イメージじゃなくて本当にアホなんだよ？) Oo。．(´ー｀;)
誰かに、素直に、、自然に、、本気で、、
恥ずかしくもなく「 さみしい 」 と言う事が出来た、
その重みのある「さみしい」を 言わせてくれた友。
口にするのは簡単な、「さみしい」
だけど言葉にすると、認めるのが怖い「さみしい」
だけど、それを受け入れてくれる人がいた時に、
はじめて楽になれ浄化される、「さみしい」
でも、その言葉を言わせてくれる環境を 作れる人は少ない、「さみしい」
それを言わせてくれた友。
とにもかくにも、、そんな大事な友がいなくなる。
オサキがブログで、【片腕をもがれる感じです】と書いてたけど、
ワシも同じ気持ちだった。
先に言っておきますが、
ご察しの通り、がんも はまだ上海にいます。
あの時は、、がんもちゃん、おさきちゃん、ワシ
３人で過ごせる残された時間は、４日間。
もう、一時帰国準備なんて、どうでもよかった。
限られた時間のなかで、濃厚に多くの時間を過ごした。
最終日、食事して解散のはずが、、別れる事が出来なくてカラオケに行った。
笑ったり、踊ったりアホの様に過ごして・・
そして、がんもちゃんが、山口百恵の【さよならの向こう側】を歌って、マイクを置いた。
「昭和かっ！！！！！！！！！！」 とツッコミを入れつつ、
迫りくる時間の前に、、なんとなく・・、、
中島みゆき の 時代を歌ってしもうてん・・
♪ 今はこんなに悲しくて 涙も枯れ果てて
もう二度と笑顔にはなれそうもないけど
そんな時代もあったねと いつか話せる日がくるわ
あんな時代もあったねと きっと笑って話せるわ
だから今日はくよくよしないで 今日の風に吹かれましょう♪
アカンっ・・ アカンよねーーー
３５歳過ぎたら、みゆきの歌が沁みこむ上に、状況が状況だからストッパー外れて
泣きまくったよねーーーーーーーー・・ 大号泣だったよねーーーー・・
場末のスナックで よく見られる光景のように
手を取り合って大号泣したよねーー Byオサキのブログ
今思えば、本当に笑えるしアホの様だけど
この時は、苦しくて苦しくて、
何度も何度も、願いを込めて、「またね！！」と言い合った。
きっとワシが一時帰国中に、本帰国するだろうから・・
そうなったら・・・・
分かっているけど、分からないふりをした 【もう会えない事】
だから、【またね！！】と、いつもの様に別れる事を皆が望んだ。
笑顔で。
だけど、タクシーを降りた時、、、こみ上げるものがあって振り返った時、
がんもちゃんは、タクシーから身を乗り出して 泣きながら手を振っていた。。。
必死に笑顔で、泣きながら・・
・・・いや、分かってんねん。 今思えば それで酒が何杯でも飲めるほど 笑える話やねん。
でも、この時は きっと会うのが最後 のワシとがんもちゃんは大号泣で、
まだ会う時間があるオサキは、乗り遅れたドラマティックに最後まで乗れず冷静で。
っても、オサキも必死でこらえてたのよ、この時。
その姿を見た瞬間・・ もうワシも歩くのに必死だった。
涙で前が見えず、マンションは目の前なのに
夫に迎えに来てもらおうと電話した。
電話したけど、嗚咽混じりすぎて話す事さえできなかった。
必死で部屋にたどり着いた時、状況を把握した夫は何度も、
「転勤族の悲しい宿命」と
「でも転勤族だからこそ出来た友達なんだよ！」と言って励ましてくれた。。
それからワシは、渡す事が来ない事を願いながら、
がんもちゃんに 最後の手紙を書いた。
初めて がんもちゃんに手紙を書いた時に、便箋が無く困り、
買っておいた方が良いアイテムだと学習してたのに
相も変わらず、ノート破って書くしかない成長しないワシである。
しかも同じノートである。
その上 この時は至って真面目に、
ウェネバーの地図で封筒を作ったのである。
※ウェネバー＝上海 日本人向けフリー情報誌
いや、、ちゃんと封筒に入れなきゃ!と思ったのだお・・
がんもちゃんが帰る前に渡してくれ・・と夫に託した。
当然だが、この手紙はまだ我が家にある。
しかも上海に戻ってきてから、冷静に読み直したら・・
幼稚で恥ずかしすぎる内容なので、幻の手紙として封印する事にしたのである。
そして、私は今日、日本に帰る。
きっと上海に戻ってきても、がんもちゃんが迎えてくれるだろう。
とは思うけど、この３月と言う時期は、、状況が掴めないのが現実。
私達は、帰る事も、どこかに行くことも自分たちできっかけを作る訳ではない。
行く事を決めるのは、、最終的に決めるのは当然自分だとしても、
移動を促すのは、 当然 夫の会社である。
ついて行くのか、どこかに残るのかを決めるのは、自分。
当然行く・ついて行けない・行かない・行きたくて行くわけじゃない・行くしかない・ とか、
人によって様々だけど、決めるのは自分。
だけど、決めなきゃいけないタイミングは 突然やってくる。
自分たちでタイミングを選べるわけではない。
今回の、がんもちゃんは ワシに散々ネタにされてはいるが、、
ある意味 散々振り回された張本人で、
気持ちの整理を いつまでたってもつけれず、きっと一番辛かった張本人で。。
でも、文句も言えず言わず。 周りを振り回さないようにしようとしながらも、
もしかしたら今回・・ やっぱり辞令が出るかも・・と、
自分の事より優先に友達との時間を大切にしていて。。
あくまでも自然に、相手に気を使わせず、一緒にいようとしている。
その地を離れる時に、○○に行っておこう！とか、そういうのより優先に
【人との時間】を大事にしている。
昨日も、一時帰国の買い物回りするワシに、
「 私・・ 気持ち悪いかもしれないけど・・
人の買い物について行くのが好きなの！ 」 と言って一緒についてきた。
彼女は、きっと自然に 最後かもしれない昨日 を一緒に過ごしてくれたんだろう。
だけど、やっぱり別れ際 不安にもなったのだろう。
だからこそ、この、、上海のリトルジャパンと言っても過言ではないだろう古北で、
日本人がイッパイいる古北で、日本人が多い時間帯にもかかわらず・・
∑(゜∀゜)・・・ いやっ、、来月も会えると思うよ。。
※昨日 夕方 古北でタクシーから叫んでた女性は、がんもです。
つられてコッチも、大声で
「目立つっ！！！」とツッコもうと思ったけど、、なんだか嬉しくて切なくて。。
この上海で、ワシは本当に恵まれた生活しているのだと
改めて感じた、、そんな がんもちゃんとの出来事。
そして思ったの・・
これが ある意味本当の【さよならの向こう側】なんじゃね？
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飛行機に素面で乗るのが怖くて、、徹夜してみました。 飛行機の中で眠れるように。。
日本にちょっと帰るので、更新がおろそかになります。 (いつもだよ) Oo。．(´ー｀;)
また再開したとき、よろしくお願いしまふ
昔の男なの
」と見せてたんだけど、
これ じゅんじゅん
』 とりあえず べた褒めしてくれる がんも。
ワシの父ちゃんなんだけどっ
」 意味不明な自慢する 末娘きもこ。
でも、たくさんの上海情報が詰まったページに飛びます
