あれは・・・ 遡る事・・ 3月末、、天然ブリが海を越えた。
ワシは上海に来て丸4年が過ぎた。今年は本帰国者が本当に多かった。
ってよりも、在住4年で友達も増えたからこそ、本帰国者が多く感じたのかもしれない。
でも、やっぱり今年は多かった気がする。
その中に、、天然ブリがいた。
どうも ´ω`)ノ こんぬづわ
自分のブログが長いのは、冒頭の文が余計なんだよ！って
今更気づいて、本題からすぐに入ってみた きもこ★です。┏○ペコ
天然ブリ というのは、ワシの友達でブログにもよく登場しているが、
元々は がんもちゃん、おさきちゃんの友達であって、その名もワッカーだった。
途中からワシも混ぜて貰うようになり、仲良くなったのだ。
なんせ、酒の飲む量もペースも種類も一緒なので、
そりゃ仲良くなるスピードも速いよね。うん。って程、すぐ仲良くなった。
もちろん酒だけではなく、彼女の持つオーラも気さくな性格も併せて。
彼女は ”気づかいできるマイペースなKY” な人だった。
(褒めてんの？) Oo。.(´ー｀;)(・∀・).。oO（褒めてるお！ 本当にKYな人にKYと言えない。）
時々、わざとそうなのか、天然なのか？という行動が多かったので、
”天然” の位置付けをしようと思ったが、この位置付けは20代までしか許されないので、、
世の中だいたい分かってる、大人にはね、 天然 というのは失礼かもなので、
天然ぶってるんだろ？＝天然ブリという あだ名を贈呈したら、意外と喜んでおった不思議な御方だった。
ワッカーが天然ブリになった日→★流行りのズンドコ。 (・・・スンドゥブね。) Oo。．(´ー｀;)★
天然ブリとの思い出をめくると、
とにかく飲んでる姿が9割を占める。
ほぼ、飲んでる。
あと一番感謝しているのは、
おさきんに怒られながらも、
タバコを仕入れてきてくれたり、
ワシに憧れのありあけハーバーを仕入れてきたり、
進撃の巨人 新刊を仕入れて来てくれたことだ。
(感謝すべき事は、もっと別にあるだろ！！) Oo。．(´ー｀;)
天然ブリは、とにかく元気でテンションが高い御方だった。
上海には旦那様の仕事できているのは我々と同じだが、
我々と違って彼女は上海で仕事をしていた。 （違法じゃないお、ちゃんとビザ取っての仕事ね）
だから、本当は心も体も疲れる事も多く、
考える事も、仕事の悩みも多く、、本当に本当に大変なのに、
とにかくいつも異常に元気すぎるテンション高い人じゃった。
豪快に酒を飲み、踊り、はしゃぎ、、時についていけない事があった。
(いや、オマエは率先して一緒に暴れ、、それを冷静に見ていたのはおさきね。) Oo。.(´ー｀;)
でも、ある日 ワシは、、ワシのせいなんだけど・・
天然ブリがテンション高くない日をワシは見た。
あの日は、ワシが オバマ広場にある 【浪漫亭】に行きたい！と、
駄々をこねた日じゃった。 ★浪漫亭 ぐるなび情報★
いつも外からこのお店を見ていて、店内装飾や色遣いがドツボに好きすぎて
「行きたい!」と色んな所でアピールしてたが、誰も乗ってくれなくて・・
上海４年目にしてやっと 行ける事になってた日だった。
その当時は、がんもちゃんも上海にいて、４人で宴会する予定だった。
でもあの日ワシは、醜い女になった。
集合時間２時間ほど前に、姉の妊娠を知った日だった。
姉の妊娠は、ワシが海外にいる事もあって、アッサリ現代的にLINEで聞いた。
LINEでよかった。 その文字を目にした瞬間、自分でも驚くほど・・
ワシは声にならない叫びをあげ、泣きながら・・・ 姉に【おめでとう！】と送っていた。
そして瞬時に夫に電話していた。
普段なにかないと、仕事中の夫に電話する事はない。
だから緊急だと思って電話に出た夫は、嗚咽交じりで泣く私の声に
何かを察したのか、静かに 「どうした？」と聞いてきた。
言葉を発する事が困難なほど泣いていた私は、カタコトで姉の妊娠を伝えた。
夫は静かに何度も何度も、「ごめんね」と言ってきた。
違う。 別に夫を責めたい訳じゃなかった。
でも、自分でも何でこんなに泣いてるのか分からなかった。
ただ一つ、はっきりとあの時わかっていたのは・・
姉の妊娠を妬んだ。
今まで周りの妊娠を妬んだ事は一度もなかった。
一度もなかったのに、初めて誰かの妊娠を妬んだ相手が、一番大事な家族だった。
三姉妹、私は末っ子。 私にだけ子どもがいない。
姉達には子どもがいて、次は私だと思っていた。
家族みんなが私の妊娠を願ってくれていた。
なのに私は、その時の私は 妬みと、妬んだ自分への嫌悪感の渦に飲み込まれ、そこから抜け出せないでいた。
約束の時間が近づいているのに、涙で化粧が完成できなくて
みんなに 軽く事情を伝え、遅れて行くことにした。先に初めてて！と伝えて。
お店に着いたのは、１時間ほど過ぎた頃だった。
その頃は少し気持ちの切り替えもできていて、涙も止まっていたが、
心の中に芽生えた黒い感情は、まだ残っていた。
それでも、笑顔で『遅れてごめん！』とお店に入ったのだが、
待っていたみんなの光景を見て、ワシの黒い感情は浄化された。
がんも姫も、おさきんも、天然ブリも、
１時間、何も注文せず ワシを待っていた。
みんなワシの感情を察し、共有し、ワシの黒い感情を誰も責めず、
【同じ場所に行くから！】 そう言ってくれてるように、ワシを待ってくれていた。
その日は２時間のコースで予約していて、
きっとお店からも白い目で見られただろうに、それでも先に始めず私を待っていた。
しかも、てっ、、天然ブリがビール飲まずに待ってるぅーー Σ(´∀｀；)
がんも姫やおさきんは、基本 酒が無くても大丈夫な人なんじゃが、
天然ブリはワシと同じで、席に着くなり、とりあえずビール！
すぐにでもビール！今すぐビールッ！！！な御方なのだ。
お茶飲んでるしっっ！！！！！！！！
普段は、会った瞬間から、
さかなクンと同じくらいのテンションの持ち主なのに、
この日だけは、、後にも先にも、、普通のテンションの天然ブリだった。
皆がいてくれたおかげで、ワシは浄化され、
初めて普通のテンションの天然ブリを見れた、思い出深い日になった。
ちょっと暗い話を挿入してしまったが、
この日 人生で一番汚くなった私を救ってくれ、
汚い感情の私を受け入れてくれ浄化してくれた、書きたかった出来事の一つ。
天然ブリがビールを飲んでないだけで、色々吹っ飛んだ日なのだ。
だから、次の日からは 心の底から姉の出産を待ち望み、今では、叔母バカである。
それから何度も何度も一緒に泥酔し、おさきに冷静な目で見られ・・
初めて彼女と会った
彼女が劇愛するうまやの麺麺麺にも、
飽きるほど付き合わされ、
天然ブリは、海を越えました。
最後の最後まで、テンション高く
虹橋空港でスキップしそうな勢いで日本に帰って行った。
空港での送別横断幕の恥ずかしさを知ってるので、（すんげぇ見られる）
今回は小さめに作ったし、こっそりしたいワシとおさきと違い彼女は、
☆-(ノ゜Д゜)/イエーイ って言うノリで、横断幕を掲げていた。
天然ブリ、、いや、、ワッカー、ありがとう
あなたは、何度も何度も黒い感情に飲まれるワシに手を差し伸べてくれた友の一人。
そして、本帰国者として 一番印象強いお方。
だって… なぜなら・・・ あの御方・・・・
船便たった８箱で本帰国されたわっ Σ(´∀｀；)
夫婦２人で８箱よっ
今まで聞いた一番最高は、夫婦２人で３００箱近くよ
平均して、５０箱前後かしら
なのに、８箱よ、８箱っ！！！！
帰国前の買い物も何もせず、本帰国への気持ちの切り替えスピードも速く、
ルーンルンッ
で、海を越えました。
最後まで楽しい天然ブリでした ((└(:D」┌)┘))アヒャヒャ
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８箱よっ、８箱！！！！
(・・・すごい衝撃だったよね。) Oo。.(´ー｀;)
ネットが無いと生きてる実感が足りない！って我々はですね、
』で会話は終わるのですがね、
）
中はフワフワ
そして程よい甘さ
うひひ
