人はどんな時に自分の人生を振り返るのだろうか・・
そして死ぬまでに何度自分の人生を思い返すのだろう・・・
やっっべぇぇ!! 冒頭がなんだか哲学的にステキングだ!! (´⊙艸⊙`)
・・・・いや、こういうのを哲学的と言うのかね?? 科学的? 物理的??
まぁ、なんでもいいやっ!! 要するに知性が滲み出た冒頭ではじめてみた、きもこ☆です。 你好!
まぁ、、そんなこんなで・・・ 最近自分のブログを見つめ直していた。
昔は自分のブログに枠を設定してなくて、、思った事など好き放題書いていた。
最近は自分の中に枠を設定してしまっていて、色々考えすぎていた。 脱皮することにしたのだよ!
よく意味がわからんポンチンだが、気にしないでくれ・・・
という事で、人は自分の人生を振り返る時・・ それは色々ある。
楽しい時も、悲しい時も、
それぞれの状況に合わせて、 記憶の中から甦る憶いと向き合ってみたりする。
ワシは今日少し気分が落ちていて、、ご乱心状態のブログだが・・
意味わからんポンチンアホの独り言だと気にしないでくれ・・・
ワシの名前は剛田きなこ。 もちろん仮名である。
遡ること34年前に、まだきっとラブラブだった父と母の間に生まれた。
産まれた時から、姉2人に囲まれ1人の淋しさを知らずに育ってきた。
だが、ちょっと特殊な環境で育った。 誕生日を祝うことも、祝われる事も禁止されていた。
いわゆる、、アレだ。 宗教人の子どもとして産まれ育ったのだ。 今は違う。みんな遠の昔にその宗教から離れている。
世間からはみ出た環境が好ましいという環境で育ったので、
ワシには未だにわからない世間の常識というものがたくさんある。
それと同時に、幼い頃から世間からはみ出てるので、
未だに世間からはみ出た性格だが、、気にならない。
協調性にはとにかく欠けている。 だがある意味鍛えられた部分でもある。
ワシは幼少期、、どうしても忘れられない出来事がある。
あの日、幼馴染の圭くんと、手をつなぎながら無言で帰った。 小学3年生の頃だった。
教室では誕生会が行われていた。
圭くんも、同じく宗教人の子どもとして産まれ育った。
ワシの大事な幼馴染であり、唯一同調できる仲間だった。
誕生会を禁止されていたワシらは、 先生から邪険にされるように教室を去った。
その日は、ワシの誕生会でもあった。 4月生まれの誕生会だったのだ。
黒板にはワシの名前も可愛く飾られていた。
「 ・・・・ケーキ食べるのかな? 」
『 ・・・・・・ケーキはないと思うよ。。プレゼント交換するんだよ。』
教室で行われる誕生会がどんなものか知らず、 恨めしそうに覗いたあと、2人静かに廊下を歩いた。
トボトボ歩き、靴を履いて帰りだそうとしたその時、
「 きなちゃんっ!!! きなこちゃん、待ってーー!! 」
そう言って、クラスメイトの優子ちゃんが走ってきた。
「 きなこちゃん、おウチの人の決まりで帰らなきゃいけないんでしょ?
私ね、今日きなこちゃんの誕生会があるからってね、 お母さんと一緒にプレゼント作ったの!! 」
そう言って可愛い花柄の黄色い巾着を差し出してくれた。手紙もついていた。
だが、誕生日を祝われる事を禁止されているわけだから、 プレゼントなんて貰うわけにはいかない。。
でも、ワシは欲しかった。
巾着なんて持っている。お母さんが作ってくれる。
だけど、ワシはどうしてもそれが欲しかった。
初めての誕生日プレゼントなのだ。
『 もらってもいいの? 』
「 うん! あげる!! きなこちゃん、お誕生日おめでとう (*´∀`*) 」
先生に怒られるからと、優子ちゃんは小走りで帰っていった。
ワシは、驚くほど大きな声を上げていた。
『 ありがとうっっ!!! 』
初めて、プレゼントをもらった!! 初めて、「おめでとう!」と言われた!
嬉しく振り返ると、圭くんが複雑そうに笑っていた・・
「 ・・・見せて! 可愛いね・・ 良かったね! 」
『 うん! 可愛いね! 上手だね! 』 そう言って笑顔で歩き出した。
でも、ワシも圭くんもわかっている。 このプレゼントを持って帰れないことを・・・
頭の中では、このプレゼントを、どうごまかすかばかり考えてしまう・・・
いつの間にか圭くんもワシも無言になった。
そしてその内 2人手をつなぎ、、巾着を握り締めながらただひたすら歩いた。
しばらくたって圭くんを見ると、圭くんは・・・ 泣いていた。
圭くんが泣いたからじゃないけど、私も一気に色んな事が溢れて、、泣いた。
2人で、わんわん泣いた。 ぎゅーっとつないでいる手に力をいれ、大泣きした。
「 ひっく、、おっ、、大人になったら、ケーキあげるからね! 」
『 うん、圭くんの誕生日も一緒に、ケーッ、、ひっく、、ケーキ食べようね! 』
そう言って、またわんわん泣いた。
「 その巾着どうするの? 」
『 ・・・・どうしよう。。今日持って帰ったら誕生日プレゼントってバレるかな? 』
「 ダメだよ・・、怒られちゃうよ。。 」
『 ・・・・でも、捨てたくないよ。。。 』
それから2人で、色んなアイデアを出し合って話したが、 どれもこれも解決策にはならず、、
結局捨てるしかないという事になった。
だけど、せっかく貰ったプレゼントを捨てることができなかった。
「 そうだっ!!隠そう! とりあえず埋めて隠しとこう!そして大人になったら取りに来ようよ! 」
『 そうだね! そうしよう!! 隠しとく!! 』 そう言って近くの空き地に2人で入った。
木を拾って穴を掘りはじめるんだが、、やっぱり涙が出てきた。。
2人でまた泣きながら、穴を掘った。
「 ごめんね、、優子ちゃんごめんね・・ 」 そう言いながら、私はそっと巾着を埋めた。
2人、、また手をつなぎ 大人になったらこうしよう!ああしよう!と言いながら ワシらは帰った。。
今から46年後、私は80歳。
白髪の似合う上品な お婆ちゃんになっているだろう。
紫色の髪の毛で、酒とタバコに溺れ しゃがれた声のお婆ちゃんには・・・・、、なっていないはずだ。
46年後の今日、私はある知らせを待っている。
タイムマシーンの搭乗券 抽選結果のお知らせだ。
80歳になった私は財閥の一員になっていて、
高額なタイムマシーンの搭乗券にも手を出せるはずだ。
金は持っているが、裏の手は使わず律儀に抽選のルールに従うのだ。
そして私は搭乗券を持って、タイムマシーンに乗る。
そう、、私はあの日の私に会いにいく。
空き地についた私は、幼い私に言う。
【 その巾着、、お婆ちゃんが預かっておこうか? 】
この婆さん、、何言ってんだ? と不思議そうに私を見る少女に、
【 大丈夫、大事に預かっておくから! 】 そう言って微笑むだろう。
だってね、この空き地、、2年後くらいに駐車場になるのよ・・
その時、君たち2人してまたショックを受けるんだから・・・
【 お婆ちゃんね、小さい時にその巾着とよく似たものを、失くしてしまうの。
すごく大切なものだったんだけどね・・・。だから本当に大事に預かるから 】
幼い私は、このお婆ちゃんに託すように巾着を渡し、走り去るだろう・・
私はやっと手にした、その巾着を抱きしめ泣くのだろう・・・。
そして走り去る幼い私の背中を見つめ、私は言う・・
【 それからね、あなた、ケーキ、ケーキって夢見てるけどね、
18歳の誕生日に、初めて自分の名前入りのケーキをもらうのよ!!
嬉しくて嬉しくて、ぺろりとたいらげちゃうのよ!!
そして家に帰る途中で、
っと吐くのよっ!!
ケーキ、ケーキと、 夢見てんじゃないわよっ!!
それと、 ワンホールのケーキ1人で食うなよ!
本当、意味わからんポンチンで、すみま、せみません m( __ __ )m
結局、、初めての誕生日ケーキで吐いたことを思い出したんですの。。
・・・・ワシのブログで泣くなんて、、相当病んでるかと心配だった。。
病んでなくて安心^^;
ありがとう♪
みーみちゃん同様、私もきなちゃんのこと大好きだよ~。
生クリームは節度のある食べ方をしたら大丈夫だが、大量に食えん!!
桃だったら、宅配でも鮮度維持されてそうだ!
ありがとう ゜+。ゥフフ(o-艸-o)ゥフフ。+゜
わかった、来年の誕生日は2段重ねのケーキに「きもこ35歳☆おめでとう」って書いてあげるね。蘇州から運搬してるうちに文字が読めなくなってるかもしれないけどきにしないで!
あ、宅配でおくろうか?食べたらOBBになれる(クール宅急便はないだろうから)、ダイエットケーキだよ☆
まあ、宗教があろうとなかろうと(今はないって書いてあるけどwww)、私はきなちゃんがすきだから、どんなきなちゃんでもいいよー。