鮮血と覚悟。～オッサンの為に純潔を守ってた訳じゃねえっ！～（長文）

 

☆不快にさせる表現は避けたつもりですが、

　気になる方は・・アレですので・・お食事中の方とかは・・アレで・・後で・・┏○ペコ　☆

 

あの日、自分の目を疑った。

【時が止まった】そんな感覚さえ感じた。

 

目の前に起きている事を自分の脳に理解させるのに、少し時間がかかった。

 

便器いっぱいに広がる、私の血。

・・少し大げさに言い換えると血だらけの便器。。とも言える。。

 

イケメンだらけのお店　とか、

諭吉札だらけの金庫　とか、　そういう言葉は憧れるしすぐ脳に入ってくるが・・

 

血だらけの、、。。。　

 

先月の話。　急にお腹が痛くなった。　

その痛みが　なんなのかさえ分からず・・震えている～、３５の夜～

　　　(「何なのかさえ分からず・・・」ってくると尾崎歌っちゃうよねー。15の夜)Ｏｏ．(´-｀；)

 

急激で強烈な痛みのあと、お腹を下しだした。

夜中3時頃。　夫は寝ていて・・　1人でトイレとベッドを行き来。

朝方5時頃、普段なら収まるはずなのに　一向に収まることなく・・

ある瞬間から、私が下しだしたのは、、血だった。

 

下血。

それを脳が理解したと同時に、私は死を覚悟した。

 

昨年末から、甲状腺、胸、子宮と（大きな病気はないものの）やられていき、、、

はぁー・・っ、次は腸がきたな。　と冷静に受けとめ

「　・・ワシ、死ぬんだな。　」　とつぶやいた。

 

さて、どうしよう。　日本に帰る？　また検査で？

これからジャイアンと一緒にいる以上、

イチイチ日本で～とかやってる場合じゃないな。

金かかるしな・・飛行機代。。　　　　　(金かいっ・・・)Ｏｏ．(´-｀；)

もしもの時、ワシは何処で死ぬ？

できれば、父ちゃん母ちゃんに見守ってもらいながらという末っ子特有の甘えはあるけど、

親より先に死ぬ事を、親に見せながら死ぬのは・・　どっちにも辛すぎる。

だからって訳じゃないけど、、

私はジャイアンと生きるって決めたのだから、彼の生活圏内で死にたい。

仕事が出来て、病院にも来れて・・お互いが別れと向き合える環境で。。

だったらワシは　今いるこの上海で病院に行き現実と共にしよう。

 

と無駄な葛藤をし、よく分からん無意味な覚悟を決めた。

あとで思い出せば本当に無意味で無駄な葛藤だが・・

すごく葛藤した様に表現してるし・・、自分でもそんな体感時間はあったが・・

実際は2秒で答えを出してるのだよ。。　浅い葛藤だからな・・　ふふ　

 

血と涙を流しながら・・

ワシは上海で死ぬんだな　と。　　トイレにうずくまった。

 

とりあえず収まらない下血と格闘し、

少し収まった頃に、這うようにして　夫の元へ。。

 

 

ではなくっ、、パソコンの前へ

 

夫を起こしたって、

なんの役にも立たなかろうもんっ　( ｀,_・・´)フンッ

 

ネットで自分の状況を打ち込んだら、

数万人が解答くれろうもんっ　( ｀,_・・´)フンッ　　(どこの方言だよ・・・)Ｏｏ．(´-｀；)

 

ってのは1割冗談で。

その時　早朝5時半頃。。　あと少ししか寝れぬ夫を起こしても可愛そうだし・・

夫も医学に詳しいわけでも、ないので・・　彼はただアタフタして、

「　病院行こう　」　と言う訳で。　でも状況的に病院行けないし。　（トイレから離れられない）

 

そんな感じで、冷や汗タラタラしながら、

大事なパソコンちゃんに汗が落ちないようにしながら

色々見て、ワシがその日出した回答は・・・

 

 

・・・鮮血なら、大丈夫じゃね？

　すぐ病院行かなくても良さげじゃね？

　　もう、眠いんすけどっ、寝ていいっすよね？　(　｀д´) ヨッシャ!　です。

 

いや、色により重度があるんじゃない？って見て思ったのだよ・・ふふ。

ワシは鮮血だったのね。　黒い血だと・・危険かな？？と。

だったら、当たり前にお医者様が出勤されるだろう時間まで、寝ようと。

夜中・早朝は、、担当医が・・　とかありそうだしーー！と。

 

っても下血が収まることはなく、、結局昼過ぎまで下血が続くんですけど。。

 

夫が朝起きてきて、

「　おなか下したん？　」　とよくある事なので特に心配せず聞いてきた。

『　血も下したーん！　』　と少し状況を話し、大丈夫だとも伝えた。

「　必ず病院は行けよ、気をつけてな。　ごめんな一緒に行けんけど。　」

 

ちょっと優しい言葉をかけてくれた上に、

夫は　この後　今でも強烈に心に残る一言をくれる。

 

 

 

「　３００元　ちょうだい。　」　　※４８００円

銀行カードは持ってるが、おろし忘れた。タクシーに乗らねばならぬ。

現金が足りないんだとさーー　ミ( ノ＿ ＿)ノ=3　ズコーーッ!

 

 

まあそんなこんなで、病院に行けたのは、午後2時頃。

下血の量も収まりつつあったし、少し体も休めれたし良かった～のだが、

やはりフランフランで。　異国で日本語通訳付けてもらえ病院に行ける事は、

ほんとーーーーーうに感謝なのだが・・・、

通訳の方に分かる日本語をチョイスしなければならぬ状況は、しんどかったりもした。

 

そして先生に聞かれた。

「　何か思い当たることは？　」　と。

 

 

・・・・・(;.:◉;.:◞౪◟;.◉;)

言えねえ。俺は言えねえ！！　前夜に鶏食ったことは言えねえ！！

 

そう、その時上海は　鶏インフルが終息を迎えるか否かの頃。

やっと終わりつつ・・、でも　終息と言っていいかわからなかった時期。

 

沢山の日本人が鶏肉を食べるのを避けていた。

ワシは気にせず、食べたい時は食べる　という姿勢を崩さずにいた。

前夜もホクホクとウホウホーと興奮しながら、焼肉食っていた。

 

どっちの考え方も間違いではないが、

この上海で正しいのは前者かもしれない。

 

だが、ワシにそれはできぬ　(｀・ω・´)

　宮崎人だもの。　きもを。

 

日本で鶏フルが発生する時は選ばれるかの如く、多くは宮崎から。

あの誰もが葛藤する、殺伐と閑散とが混ざった言葉にできない状況。

色んな養鶏場がやられていき、次はウチか？と怯える方の感情が伝わってくる状況。

食べる？食べない？　何が正解か問われるかのような状況。

身近にいる農家の友人や身内に、どう自分を見せるかも考えてしまう状況。

口蹄疫の時の残酷さと喪失感。　　そういうのを数度間近に感じると・・・

 

食えるなら、食っとけ！！　という結論に至ってるのだよ、だいぶ昔に

 

どう考えても、鶏フルの症状とは違うが、、

初めての下血デビューにて、『　もしや鶏が原因か？』と錯乱してしまう。

ふざけてる訳ではなく、　「まさか・・」　と本気で考えた。

 

『　たっ、、食べ物系ですか？　』

「　・・・(。-｀ω´-)ンー　痔かな　」

 

はっ　(メ・ん・)？　えっ　おろっ　　痔ですと

 

どう考えても痔じゃない状況なのだが、

初めての下血デビューにて　「　切れ？　いぼ？？　」　と錯乱してしまう。

はい、本当にふざけてなく、、「　いぼは痛そうだな・・　」　と本気で考えてまう。

 

「　とりあえず診てみますねー　」

『　・・・・ど　こ　を　　』

もっ、、もしや・・　お尻の中心ですかい

 

モジモジ(//∇//)　っとする暇もなく、ベッドに案内され・・

ズボンとパンツを脱いで横になった。

日本の様にプライバシーを限界ギリギリまで守ってくれることもなく・・

下半身丸出しで、、横になった。。

 

もう、この時点でワシの心は傷ついていた。

 

だって・・、先生は小栗旬みたいではなく、ただのオッサン。

オッサンに・・・、ワシのお尻の中心を見られた挙句・・・

 

そう・・その後の展開はご察しの通り。。。

 

 

「　あっ、ローション忘れたーー　取ってくるねーー　」

 

ご察せないわいっ(*｀´*)　持ってきておけっ

 

そう・・そして、、とうとう・・

ワシの35年間守り続けた純潔が汚された。

 

オッサンに、、指で・・　・゜・(ノД`)・゜・

別に、特にこだわって純潔を守ってたわけじゃない。

こだわるべき純潔は、もう・・とうの昔に・・　　　(それ以上広げるな・・・また閲覧禁止喰らうぞ)Ｏｏ．(´-｀；)

 

だけど、コレだけは胸を張って言える。

おい、コルァ!!(「゜゜)「　オッサンの為に

守ってた訳じゃねえんだ・・ゲフェッΣ(゜∀´(┗┐ヽ(｀´*)ノ　医療!!

 

その上に、、

「　痔じゃないね　」　と言われたあの瞬間は、

『　わかっとるわいっヽ(`Д´)ノ　』　と言いながら、

宮迫キックをかましたい衝動を抑えるのに必死だった。

 

血液検査、レントゲンを撮り・・・　急性胃腸炎だろう　との事。

いずれにせよ、腸の中を検査しましょう　との事。

 

 

はっ　(メ・ん・)？　えっ　おろっ　腸の中ですと

もしやっ・・・、もしや・・・まさか大腸カメラ検査

ぎぃぎゃよあああああああっぎょおおおおーーーー、いーーやーーじゃーーっ・゜・(ノД`)・゜・

 

「　症状がでなくなったら、検査しなくてもいい？　」

『　ダメです、検査はしてください。　』

 

ぎぃぎゃよあああああああっぎょおおおおーーーー

 

どうも　´ω`)ノ こんぬづわ

挨拶遅くなりましたし、ここに来るまで長かったですが、

本日　お尻の中心から～inカメラ　してきます、きなこ☆です。　┏○ペコ

中国連休や予約の問題で、本日やっとデビューしてきます。

 

皆様がこのブログを読んでくださってる頃、　

ワシは2リットルの下剤を飲んで、inカメラに向け　格闘している頃です。

 

どうか、、どうか今日だけは皆様にお願いが！！

 

先生がせめてっ、、せめて小栗旬似の方であるように祈っててください

色々考えたけど、やっぱりオッサンより小栗旬似がいいの

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(いや、オバはんの方がよくね？)Ｏｏ．(´-｀；)

 

 

ちなみに、この病院に行った日フランフラン状態で買って帰ったのは・・・

　

　使いかけでごめんなしゃい　トイレにドボン　みたいなヤツ。

　水が青くなるヤツー！　掃除してくれるとか　どうでもいいの・・

 

　もう、ワシは血を見たくないのじゃ！！

　青水で　ごまかしたいのじゃ！！ 

 

※　こういう体の内容を書いて、もしもご心配をおかけしてしまったら、ごめんなさい。

　　でも、もし心配してくださったら・・・ありがとうございます、すみましぇん┏○ペコ

　　そして、ワシは今　すこぶる元気ですので、大丈夫です！！ 

 

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　・・あと　あれも祈ってて欲しいです・・┬|ョ´ェ｀*)　下剤で３キロくらい減る様に♪