遠隔操法

　最近、パソコンの遠隔操作事件というのがありましたが、当院では痛みのあるところ、悪いところを直接触らないで施術する「遠隔操法」、または「遠隔法」という方法があります。

　その名前が示すように直接の患部を触らずに違う場所を触って患部に効かす操法です。例えば手首や足首を動かして腰の骨を動かす方法や手足の指を廻して骨盤を動かす方法等、色々あります。人の身体は皆繋がっていますから一か所を動かすとそれに関連した箇所も動きます。

　内臓の不調も身体の表面に自覚症状がでます。肩や腰が異常に凝るような場合、体表のツボを使い内臓に効かせます。身体の凝りもメッセージとして受け取ることが大事です。身体は中（内臓）と外（体表）も繋がっています。

　また、施術ではありませんが、気功や站椿（タントウ）のように動かないでじっとしているものもちょっと頭の位置を１ミリ変えただけで重心の位置が変わり全身の氣の通りが良くなる場合があります。

　人の身体はそのメカニズムが分かると遠隔での操法は大変効果があがります。

　　　　杉並区西荻窪の整体・木村均整院