西荻窪の整体 木村均整院のブログ

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自律神経のお話(その3)

2012年02月22日 | 健康
 ここ数日はちょっと暖かくて犬の散歩が楽です。しかし、また寒さが戻ってくるようですね。気を抜かずに寒さ対策は万全にしましょう。

 人の身体は、寒いと体から熱が出ないように毛穴を閉じ、血管を収縮させて体温を一定に保つようにします。それでもまだ体温が低いと今度は筋肉を痙攣させて熱を作り体温を上げます。

 そのようなことを勝手にやってくれているのも自律神経です。その他にも自律神経は意識しなくても私たちの生命を維持するために24時間休みなく働いてくれています。エライですね。

 前回に自律神経は、交感神経と副交感神経の2種類あって、そのバランスが良いと健康が保てる。そしてその自律神経のバランスを良くするには呼吸が大事だということを書きました。

 私達の体はストレスを感じると交感神経が優位になり、呼吸が浅くて早くなります。精神的にゆとりが無くてイライラした状態です。それに対してリラックスした状態は自然と呼吸が深くゆっくりしたものになります。

 ストレスの多い現代社会だとどうしても交感神経が優位になり自律神経のバランスを崩しやすいです。そのバランスを良くするには、交感神経を抑制して副交感神経を優位にさせることです。方法はいくつかありますが自律神経で動いている「呼吸」に直接働きかけることは特に有効です。

 気功や太極拳、ヨガ、座禅といったものは皆、呼吸法を重要視します。そしてその呼吸を深くスムーズに行うためには呼吸の通り道である気道を広げる必要があります。それには「姿勢を良くする」ことです。どんなに深くてよい呼吸をしようとしても姿勢が悪ければ出来ません。

 座禅や気功は動かないので特に姿勢に意識がいきやすいメリットがあります。深い呼吸は横隔膜や深層筋にも働きかけます。当院でも施術でも呼吸を観て色々な判断をしています。

 座禅や気功の道場に行く時間がない人は入浴時や就寝時でも良いですから体の力を抜いて少しだけ深呼吸してみましょう。

    杉並区西荻窪の整体・木村均整院

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