浮き指

　今朝ＮＨＫの番組で「浮き指」について放送していました。「浮き指」とは普通に立った状態で足の指が地面に付かないで浮いている状態のことを言うそうです。

　「浮き指」という名前は知りませんでしたが仕事柄そういう人は時々観ます。足の指が浮いている人は当然ながら皆後ろ体重になっています。そしてバランスを取るために首猫背で頭は前に出て下を向いています。均整術ではそういう人のタイプをＦ２（フォーム２）と呼んでいます。

　均整術では人の身体の姿勢から１２種類に分けます。その１２種類のうちのＦ１とＦ２は頭脳型といって何ごとも頭で考えて自分で納得してから行動を起こすタイプに分類します。このタイプは最近の現代人に多いタイプです。姿勢を基準に考え方や性格までも分かるというのが普通の整体と違って均整術の面白いところです。

　この「浮き指」のままでいると身体のバランスが悪くなるので色々なところにシワ寄せが来ます。番組では足の指の運動をすることによって改善する方法を紹介していましたが、それだけでなく姿勢を司る深層筋（インナーマッスル）のバランスを整えることが重要です。

　また、「浮き指」のＦ２タイプの人は受動的に頭を使う性格なので仕事のストレス等でノイローゼや鬱病になりやすいので注意が必要です。

　　　　杉並区西荻窪の整体・木村均整院