「頑張らない」ことを頑張る

　今朝、出勤前にギタリストの村治佳織さんが舌腫瘍の病気療養のため数年間、活動を停止していて最近活動を開始されたとテレビで見ました。

　そのときに村治さんは「頑張らない」ことを頑張ってやったという趣旨のことを仰っていました。病気療養中は出来るだけ「頑張らない」ことが大事です。病気等になっても仕事を休まずに頑張るサラリーマンやOLの方が当院にはよく来院しますが、日本人の体質？なのか、体や心を壊すまで頑張ってしまう人が多いと感じます。

　日本は恐らく世界で一番長時間労働が許される国ではないでしょうか？私がサラリーマンをやっていた時に同じ部署だった人が過労死してショックを受けた記憶があります。私も残業が１００時間を軽く超えるような時期があり、今考えると危なかったかもしれません。

　先日も電通の入社間もないOLが亡くなられたニュースがありましたが残念でなりません。なかなか「頑張らない」ということをやり遂げるには勇気がいります。国が長時間労働に対してもっと規制をかけたり残業が少ない会社を表彰する制度を作ったりすることはできないものだろうか。それこそ「頑張らない」で良いルールを頑張って作ってほしい。

　　　　杉並区西荻窪の整体・木村均整院