腰痛予防法（その１）

　昨日は立春で暦の上では春ですけどまだまだ寒いですね。春から夏にかけて骨盤が開くので2月、3月のこれからの時期にギックリ腰で来院される人が多くなります。

　ギックリ腰は腰椎の捻挫です。腰は筋肉や靭帯によってコルセットのように通常は固定されていますが、姿勢が悪かったり、運動不足で腰周りの筋力が低下したりするとちょっとしたことで腰の捻挫（ギックリ腰）になります。

　よく足首の捻挫を何回も繰り返すと癖になると言われるようにギックリ腰も繰り返すと腰の軟部組織が弱くなり、再発しやすくなります。軟部組織とは靭帯、腱、筋肉等です。特に靭帯は痛めて伸ばしてしまうと治りませんので注意が必要です。

　慢性腰痛やギックリ腰を何回もやると腰の軟部組織が弱くなり「腰椎すべり症」や「腰椎分離症」等にもなりかねません。そうならないためには普段からギックリ腰や慢性腰痛にならないよう腰周りの筋肉を付けることが大事です。腰周りの筋肉はコルセットのような役割をしますので腰痛やギックリ腰の予防には大変有効です。

　人は誰でも歳と伴に筋肉が衰えていきます。最近、貯金ではなく貯筋という言葉が流行っています。筋力は歳をとってもUPしますので今からでも遅くありません。腰周りの筋肉をつけましょう。やり方は・・・（次回）

　　　　杉並区西荻窪の整体・木村均整院