５月病と腹（肚）

　３月、４月は卒業、進学、入学、入社、職場変更、等で環境が大きく変わることが多く、緊張することが多い時期です。

　５月は新しい環境にも少し慣れ、緊張が弛むのですが、この緊張が弛んだときに心身の調子が悪くなる場合が多くあります。

　サラリーマンやOLの方は、残業続きで我が家に帰って一息ついたときに、ドット疲れを感じるということを経験したことはありませんか？

　緊張しているときは疲れていても、その疲れを感じません。緊張が弛んだとき、ホッとしたときに、急に疲れを感じたり、風邪をひいたり、体調を崩したりすることを経験したことはありませんか？５月はちょうど、そういう時期です。

　そういう方には、当院では腹部調整法をよく用います。５月は、４月からの緊張を引きずってお腹が硬くなっている方が多いです。

　緊張やストレスは、腹（肚）に表れます。昔から「腸（ハラワタ）が煮えくり返る」「堪忍袋の緒が切れた」「肚の虫が収まらない」「腹（肚）が立つ」というように怒りやストレスは腹（肚）に表れます。

　肚（腹）と心は深いところで繋がりあっているようです。

　　　　　　杉並区西荻窪の整体・木村均整院