病院に見放された？

　台風が去ってから急に寒くなりましたね。そのせいか最近、風邪をひかれる方が多いです。

　このブログでも過去に「風邪は治すものでなく、上手に経過させるものだ」ということを書いてきました。そして熱が出ることは風邪に対して抗体を作る手助けをしているので、出来るだけ解熱剤等の薬を使わないのが望ましいです。

　東洋医学では「発熱は血液を浄化する」などと言われていますが、その通りだったことが最近の科学で分かってきたようです。しかし、体力のない子供やお年寄りがあまり高いと危険な場合があります。そういう場合は例外として冷やすこともあるかもしれません。

　先日、定期的に来院されるＡさんが「病院から見放された」と言ってきました。お話を聞くと２週間前から風邪をひき病院で薬を貰って服用していたそうですが、まだ完治しないで喉に違和感があるそうです。

　病院にもっと薬をくださいと言うと、これ以上は出せないと断られたそうです。抗生物質なのか？どんな薬を処方されたか分かりませんが、それは正解で親切な病院だということを説明いたしましたが、半分くらい？納得されたようでした。年配に方は未だに薬をいっぱい出すお医者様が名医だと勘違いしている人が多いようです。

　そのＡさんは施術後、喉の違和感がなくなり顔色も良くなり喜んでいました。風邪をひいたら身体が疲れているから休めというサインです。水分を多めに摂って暖かくしてよく寝るのが風邪には一番有効です。

　　　　杉並区西荻窪の整体・木村均整院