4月20日は穀雨、植物の芽の出を促す雨という。関西地方では桜も散って緑の木になってしまい山々の木々は新芽が出そろい春本番である。家々の庭のツツジやサツキがこれから大輪の花を咲かせる季節、いちばん華やぐ時がやってくる。
太平洋を単独無寄港横断中の堀江謙一さんの「サントリーマーメイドⅢ号」が予定より１週間ほど早くハワイ沖を通過した。３月２６日（日本時間）サンフランシスコを出航し順調な航海のようである。積み込んだ食料や水も４月７日現在殆ど残っているとかで最初の緊張感が伝わってくる。船内ではスマフォでメールを打っておられるようで揺れるヨット上でのメール打ちは船酔いをされるようだ。ヨットにスマフォを持ち込んでメールやネットをご覧になっておられるとは今のインターネット時代は太平洋独りぼっちのあの昔とは少し違った感覚であろう。もう独りぼっちではなさそうで常に情報が身近にあるということで堀江さんは太平洋上で航海を楽しんでおられることと思う。
ゴールの兵庫西宮港へは6月上旬だそう残り6000キロ余りである。
ウクライナ侵攻中のロシア黒海艦隊の旗艦「モスクワ」が炎上沈没したとある。ウクライナからのミサイルが2発命中して炎上し沈没したようで、ロシアもこれを確認したようだ。ロシアは艦内で火災が発生して積載してある弾薬に引火爆発したとの発表だ。この「モスクワ」はソ連時代に建造された老朽艦で今も現役で戦っているとはと軍事音痴の素人の日本人は思う。くどいようだが、ロシアのロケットは70年前のガガーリンが地球を一周した当時のままだし、ウクライナを蹂躙しまくっている戦車もかなり古いオンボロが使われているようで新陳代謝のない軍備装備をもったロシア軍ではなかろうかと地球市民全部に知れ渡ってしまったのではないか。米軍はそれを遠に知り抜いていて手持ちで運べる対戦車ミサイルジャベリンを提供してかなりの損害を与えている実績を確認している。
対艦ミサイルで思い出したが、1982年のフォークランド紛争である。1発のミサイル「エクゾセ」がイギリス海軍の駆逐艦シェーフィールドに命中して沈没させた。これは所謂大艦巨砲時代の終焉を象徴する出来事だったがミサイルの性能も格段にあがり英国かフランスかＮＡＴＯのどこかの国がウクライナにミサイルを提供しての「モスクワ」沈没ではなかったかである。
米国は東部戦線に新たな兵器を提供してロシアの侵攻に備えると発表している。格好の実践的実験も兼ねてのことでその先には新たな兵器開発の実験場でもある。
素人の日本人が思う。プーチンよ、もっと自軍の兵器体系を考え直し新しいものへのシフトとモデルチェンジして世界のもの笑いにならないようにすべきではないか。ロシアは大国だと言いふらしているその面構えこそ笑いものだと知るべきだ。嫌われてのけ者にされて国民の生活はこれからどんどん貧しくなるだろうし、兵器体系もそれこそ陳腐化の一途をたどるだろう。
ロシア海軍が日本海で潜水艦からのミサイル発射演習をしたようで我が国への脅しをかけているようで許しがたい行為である。ロシアはまさに悪の帝国そのものでウクライナでの蛮行や我が国へに対してのこのような脅し行為は許されない。世界中からこれで信用を落とし野蛮な国、悪の帝国のレッテルを貼られてしまいこれから100年200年と世界からのけ者にされることは間違いなさそうである。今でもＧＤＰはそれほどのものではなくて今後更に落ち込むことは避けられそうになく貧乏国への道をまっしぐらになるであろう。
プーチンの顔は間違いなく犯罪者の面がまえである。当初からこの男はまともではないと感じていたがそれが当たっていたのは残念だが人は顔にそれが出てしまうとは古来言い慣らされた名言だ。米国ほかがウクライナに対して新兵器を新たに追加援助する旨発表があった。ロシアと北朝鮮以外の世界中の人々が拍手喝采で応援していることだろう。頑張れ、ウクライナ。日本中が見守っている。
最近の為替が興味を引く。円高が加速されていて20年ぶりの126円台である。原因ははっきりしているので素人でも当たり前と判断がつく。米国がゼロ金利解除して今年は年内に3回程度の利上げに動くということを政府が明言しているからで、日本の日銀は金融緩和の継続をするというこのはっきりした動きが円高になっているのである。
企業の輸出部門の担当者は今大いに悩んでおいでのことと推察される。為替リスクを回避するために（ヘッジ）取引銀行に対して為替予約をする場合が多い。日銀が金融緩和の継続を名言しているから今後も更に円高に動くことが多いにありうる。だからできるだけ円高の頂点での予約を期待したいところだがそれがいつだかが分からないのである。126円のこの値段を当面の輸出高に対応して予約をすることも多いにありうる。為替予約だが予約高と期限があって消化しきれないと銀行に対してペナルテイを取られる。輸入に対しても同様である。
個人においては外貨預金をお持ちの方も多いのではないかと思う。円転の時をお迷いかもしれない。もう少し辛抱した方がよいのではないか。原因は先に述べた通りであるからだ。