こころの宝物

「きれい・ねっと」の本づくりのこと
「なおちゃん流ホ・オポノポノ」のこと
あなたのこころにも宝物が増えますように…

夢を持て!!

2013-05-31 17:40:56 | なおとたつき

6月2日の『クリーニングの真実』出版記念講演会

まだお席ありますので、ピンときた方はぜひ遊びにいらしてくださいね♪

当日参加も大歓迎♪ 詳細は以下の通りです。

☆『クリーニングの真実』出版記念
       川田薫・山内尚子講演会in東京

6月2日(日)13:30~16:30(13:00開場)
アリアル五反田駅前会議室
  東京都品川区西五反田1-2-9 アリアル五反田駅前ビル
  JR線・東急池上線五反田駅から徒歩1分
  浅草線五反田駅A1出口から徒歩30秒
http://www.areal-jp.com/kashikaigishitu/access/index.html

参加費 一般3,500円 各種会員3,000円

◆ お問合せ・お申込み ◇ 新日本文芸協会きれい・ねっと ◆
お申込みは下記いずれかまでお名前・参加人数・ご連絡先をお知らせください。
Mail : kileinet@gmail.com TEL : 079-285-2215 FAX : 079-222-3866

お急ぎの場合は090-3840-7661(山内まで)

また、書籍のご予約もたくさんいただき、感激しています♪

ネットショップからご予約いただけますので、ぜひ!!

(ここにリンクがうまく貼れないのでネットショップを見てくださいね)

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さて、今日は偶然

忙しさにまぎれてアップできていなかった原稿を見つけたので

もったいないからアップしてみたいと思います。

これは、昨年の4月、たつきが6年生になった頃のものですね。

そうそう、本物の欲は「夢」になるんですよ。→『クリーニングの真実』に書いてある

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『がはいばあちゃん』っていうご本、きっと皆さんご存知ですよね。
一世を風靡したのはずいぶん前ですが
先日、原作者の島田洋七さんはじめ錚々たる出演者のお芝居に
親友の息子さんが俳優として出演されたのがきっかけで
このご本を手に取りました。
ご本の中には、がばいばあちゃんのたくさんの名言が出てくるのですが
私は今まで気づかなかったこの言葉に釘付けになりました。

「死ぬまで夢を持て!
 叶わなくても、しょせん夢だから」

ミクシィの日記にはよく書いているのですが
愛息たつきは小学校3年生のときから
通っている小学校のマーチングバンドに所属しています。
姫路市政100周年を記念した博覧会「シロトピア」にあわせて
創部されたマーチングバンドで
その歴史は輝かしく、何度も全国大会に出場してきました。
 
ところが。
 
街のど真ん中にある息子の小学校
近年児童数が急激に減少し
それにあわせて全盛期100人を数えた部員数も激減。
 
それでも、たつきが入部した時には35人ほどはいて
なんとか小編成のバンドとして活動できていたのですが
昨年度は20人をきり、もうマーチングバンドとしての
演奏演技が難しいところまできてしまっていました。
数年前までは、部員、指導者、保護者の皆が
当たり前のようにが口にしていた「全国大会出場」の夢も
部員数の多い小学校の台頭もあって
実現が限りなく難しい状況になってしまいました。
 
実際、競合だった隣りの校区の小学校は
一昨年から、マーチングバンドとしての大会出場を断念しています。
 
けれど、そんな状況にあっても
たつきをはじめチームメンバーは毎日の練習を怠らず
早朝の校庭からトランペットやホルンの音色が
空を舞うような美しいフラッグが消えることはありませんでした。

そして、聞けば声をそろえて
「全国大会に出場したい!」
と、言うのです。
 
これだけ読むと
状況が分かっていない、
子供たちのたわごとのように思われるかもしれません。
 
でも違うんです。
 
大きな大きなホール
たった20人弱で演奏演技するのは
親でも指導者でもない、他でもない子供たちです。
 
人数が少ないということは一人だけのパートばかりということ。
ほとんどの楽器がソロの状態で進みます。
一人が間違えれば楽曲が崩れる。
 
ものすごいプレッシャーです。
 
そして、前後に同じホールで100人規模のバンドの演奏を間近で見て聞いて
その違いをいちばん感じているのも子供たち自身なんです。
 
それでも彼らはあきらめない。
 
人数の多いチームの演技演奏には大きな拍手をおくり
結果に大泣きした後に、けろっとして
また皆で声をそろえて言うんです。
 
「今度は金賞をもらって、全国大会に出場したい!」

昨年度の11月。
全国大会につながる関西大会の結果は銀賞で
やはり全国大会への切符を手にしたのは部員数の多いチームでした。
 
けれどそんな子供たちを見て、
私は、いえ、おそらくは他の保護者の方、指導者の先生方も
競技としてのマーチングを超えた何かを教えられた気がしました。
 
音楽が好き、演奏が好き、ダンスが好き。
 
目標を持つこと。
 
長い長い期間の努力。
 
多くの方の応援、協力。
 
舞台でひとつのものを創り上げる、その喜び。
 
大会後見せていただいた審判の先生方の講評に、
そんな子供たちの努力を讃える言葉が並んでいるのを読んだ時には
涙が止まりませんでした。

 
全国大会出場がかなわなかった昨年11月以降も
たつきの小学校のマーチングバンドの朝練は続き、そして4月。
 
今年度が始まりました。

早いもので、たつきも
今やわが子同様に愛しい同級生の仲間達とともに
6年生になりました。

最上級生としてチームを引っ張っていくにあたり
彼らはみんなで考え
まずは心を尽くして新入部員の勧誘にあたったようです。
 
その結果、卒業や転校で4人がバンドを去りましたが
なんと11人が加わることになりました。
 
これによりなんとか、
本当にぎりぎりなんとかですが
たつきたちのチームは今年度も
マーチングバンドとしての体裁を整えられることになったのです。
 
子供たちは今、嬉々として練習に励んでいます。
たつきたちは先輩が少なかったため、
後輩への教え方をしっかりと教わることができていないそうです。
それでも基本の音出しを説明して
一緒に実際に音を出して、少しずつ前に進んでいます。

そして今年度。

さらに、昨年度は人数が少なすぎたため
あえて決めなかった部長、副部長を決めることになったそうです。
 
なんと。
 
たつき、部長になってしまいました。
 
「決まったよ」と報告を受けた時
正直、今からでも断れないものかと真剣に考えました。
 
一人っ子で甘えん坊で、とてもじゃないけど無理だよ
楽しい時ばっかりじゃない
気持ちだけでは、みんなを引っ張っていくことはできないんだよ
 
だけど、本人の真剣な表情を見て
私はぐっと言葉を飲み込みました。
 
夜中までかかって小さな紙に何か書いているので
「何書いてるの?」と尋ねると
 
「明日、みんなに意気込みを話さんとあかんねん。
 それでOKやったら、部長ということになるんやって。」
 
ナイショで見せてもらった
その紙にははっきりと書いてありました。

「頑張ってみんなを引っ張って
 関西大会で金賞をとって、全国大会に出場したいです。」
 
ええい、小学校最後の1年!
 
もうこうなったら
 
たつき、夢を持て!!
 
たくさん泣いて、いっぱい強くなれ。
 
そしていちばん、いい思いをさせてもらえ。
 
金輪際、誰がなんと言おうと、
 
お母さんだけは無理だなんて思わないぞ。
 
みんなで埼玉スーパーアリーナに行こうじゃないか!!
 
と、心に決めたのでした。
 
 
 
いや、しかしね
 
せっかく決めたのにさー
 
練習から帰ってくるなり
 
「お母さん、コンテの練習しすぎて足痛いー」って
 
そんなんで泣くなよ……とほほ
 
 


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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2013-06-01 10:23:28
ガンバレ!!!
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