こころの宝物

「きれい・ねっと」の本づくりのこと
「なおちゃん流ホ・オポノポノ」のこと
あなたのこころにも宝物が増えますように…

ちょっと涙

2013-02-20 10:44:11 | こころの宝物

今朝、ある雑誌で辰巳芳子さんのショートエッセイを読みました。

それもしっかり読んだのは、最後の数行だけ。

 

編集に追われて、毎日文章と対峙しているものだから

違った文章に接することがほとんどできなくなっていたんだけれど

ほんとうに偶然、美しい木蓮のつぼみの写真に引き寄せられて

辰巳さんは「いのちのスープ」で知られるすばらしい料理研究家で

そこにはお煮しめの「段取り」というようなことが書かれていたと思います。

その最後の数行。

読んだそのフレーズが、心に染み込むようで、ちょっと涙ぐんでしまいました。

 

辰巳さんのお母様もお料理の世界で有名な方なのだそうですが

お母さまのつくられるお煮しめは、普段使いのお野菜が

しみじみと美わい深く、品格さえも感じられる面持ちになるとのこと。

ところがある時、40年間作り続けてこられた

そのすばらしいお煮しめの作り方を変えると、お母さまがおっしゃった。

 

人は、すばらしいものに到達しながら、それでもどこかで絶えず自己採点をしている。

そういう冷静な、もうひとつの目、もうひとりの自分というものが存在する。

それが人というものだし、成長を促し、実際に成長していくのだろう。

そんなことが書かれた後に、こんなふうに結ばれていたのです。

 

自分をせめないで、自分自身を待ってほしい。

よい段取りに気づくように。

 

お母さまの40年という時間を想っての言葉でしょう。

 

私というのは、実にぐうたらな人間で

花一輪見れば、そのまま何時間でもその花と語らっていたいような人なのです。

見つめれば、そんな自分が好きだったりする。

でもそれじゃあダメでしょ!という、自分もいる。

 

たくさんの原稿に囲まれていて

会社の決算期でもあり、マーチングの役員引継ぎの時期でもあり

その他にも、しなきゃならないことがたくさんたくさん

ひたすらに自分をせきたてる、結果を求める、もうひとりの自分。

 

昔むかし、結婚前に身体を壊して仕事を辞めた

ふと、あのときの気持ちを思い出しました。

自分のふがいなさが悲しくて仕方なかった。

待てなかった、私の中にいる、もうひとりの自分。

そういえば、辞める決断ができないでいたとき

「自分を責めなくていいよ。辞めてもいいんだよ」と言ってくれたのは、

亡き夫、きしおくんでした。

 

心の中で時間が行ったりきたりします。

 

そうして、ほんのさっきから、心にふわりと降りてきているメッセージ。

時間の流れは速くなっているのではなくて

自分で決められるようになってきているんだよ

もう、時間の束縛から解放されるときだよ。

 

過去も未来も、すべてが今と重なっていて、

それでこそ、私というかたちになっている。

 

明後日2月22日、きしおくんの命日。

亡くなって、もう9年になります。

 

さあ、今。

私はどんなふうにいのちを重ねるのか

過去も未来も見つめる確かなもうひとりの自分と

たしかな日常を、大切に重ねながら

いのちが輝くような、段取り……きっといのちの真理とでもいうものに

気づくことが、きっとできると思っています。

 

きっと、あなたからのメッセージなんだね。

 

きしおくん

あのときも今も、ほんとうにありがとう。

 


もすこし待っててくださいね♪

2013-02-15 15:32:21 | 本づくり

なにを待っていてほしいのかというと、ですね。

文心くらぶの皆さんへの更新や入会のお知らせやお礼のお手紙。

たぶん皆さまがいちばんたくさん読んでくださっている
新日本文芸協会の書籍は文心ブックスシリーズなんですが
(『時代は変わったでも大丈夫!』『いのちのエネルギー』
 『なかったことに出来ない話。』『宇宙のリズムにそった生き方』ほか)
この「文心」という言葉の意味、皆さまご存知でしょうか?

「文化文芸に心を!!」という意味で
「みんなが主人公」とともに
私が新日本文芸協会としてご本づくりを始めてから
ずっと掲げているテーマです。

で、小さな私が始めた小さな一歩にご賛同くださる皆さまが
入ってくださっているのが「文心くらぶ」というわけです。
なおちゃんところの書籍が好き、考え方が好きと言ってくださる皆さまに
ちょっとでもお役に立てば嬉しいなということで、いろいろ特典を考えて
細々とご案内をしているうちにご参加くださる方が増え
現在、数百人の会員様がいらっしゃいます。

で、毎年始め頃に更新のお知らせなどを郵送で差し上げるのですが
なんでだか分からないけど、2013年に入ってから
新規のお申込みがすごーく多いのです。

新規のお申込みや更新していただいたときには、
私自身がお手紙を書いたりしてお届けするもので
発送がなかなか追いつかない。

でも感謝の気持ちは手書きでお伝えしたいんだもん!!
(自分のわがままなだけだったりする……とほほ)

というわけで、もすこし待ってくださいねー
とお願いしているというわけです。

更新の皆さまの中にはしびれをきらして
年会費を振込みしてくださった方も何人もいらっしゃって
申し訳ない限りです。ほんとうにごめんなさい&ありがとうございます。
イベントなどで出会ったら、口頭ででも更新いただけますので
ぜひおっしゃってくださいね♪

とまあ、そんなわけではあるのですが
文心くらぶは「赤字じゃないの?」と心配されるくらい特典がいっぱいです。
年初に入るといちばんお得ですので
下記の特典見ていただいて、ピンときた方はネットショップなどから
ぜひご入会いただけましたら幸いです♪


でも、ごあいさつや会員番号などのお届けはちょっとだけ待ってくださいね~☆

*文心くらぶ*********************

文心くらぶは新日本文芸協会の書籍やイベントが大好きな方、
出版のコンセプトにご賛同くださる皆さまのための会員制度です。

作品を通じてつながっていく「みんなが主人公」の文芸新潮流、
あなたもぜひ、ご一緒しませんか?

会員特典

1. 会報「文心」
     文芸作品、出版物のご紹介、イベントのご案内など、
     情報満載の会報「文心」をお届けします。

2. プレゼント
     定価1,500円までの新日本文芸協会の書籍を1冊
     (¥1,000以下のミニブックは2冊)をプレゼントいたします。

3. 送料無料
     ご注文のすべての書籍を送料無料にてお届けします。

4. 会員価格
     イベントすべてに会員価格にてご参加いただけます。

☆ 年会費 : 2,000円(税込)

☆ 会員期間 : 1年間
※会員期間はお申込月日にかかわらず、その年の12月までと
        させていただきます。

☆ お申込みの際、備考欄にてお誕生日をお知らせくださいませ。

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