8月18日に大切な友人のご主人が亡くなられたという日記を
以前書きました。
その後すぐの週末に、東京での仕事を終え
姫路に戻る新幹線の中で
ハンドルネームあっちゃんさんの突然の訃報を知りました。
事故だったそうです。
素敵な奥様と、たつきより少し年下の可愛い娘さんがいらしたはず。
いつか必ずお会いしましょうとお話していて
三人でにっこり笑顔の年賀状を、毎年楽しみにしていたものです。
他にも訃報ではないけれど
今年の夏は「区切り」というか
「お別れ」という言葉を感じさせる出来事が多くて
不思議なことだなあと思っていたのですが…。
一昨日、大好きなお友だち、もゆらさんのブログが
不思議なタイトルになっていました。
「もゆらの娘です」
もゆらさんは、東京池袋のリブロ書店で開催された
拙著の出版記念講演会に足を運んでくださったのがご縁で
親しくさせていただいてきました。
母と同じくらいの年齢だというのに
気さくにいろいろとお話くださって
私のやりたい出版についての話も、
何度もうなずいて聞いてくださったものです。
すっかり忙しくなった最近では
なかなかお友達のブログを
読みにいくこともできなくなっているのですが
久しぶりの「もゆら」という文字に嬉しくなったこともあり
読みに伺ってみました。
それは、もゆらさんの娘さんが
もゆらさんのネット上のお友だちのために
彼女の訃報を知らせるブログでした……。
まだ62歳。
ご病気が分かったときには
やはりもう、手の施しようがなかったようです。
彼女はブログで素敵な歌を多く詠まれていました。
「本にするなら、なおさんのところがいいわね」
そんなふうにおっしゃってくださって…。
あの頃はまだ、きれい・ねっとには大した出版物もない頃で
ほんとうに嬉しかったものです。
もゆらさんが、最後に歌をアップしてくださったのは
なんと8月18日のことでした。
(「全体に公開」でしたので、ご紹介させていただきます)
我はただ
此処にあるだけ
水も雲も 風さへ我を
過ぎてゆくなり
(われはただ ここにあるだけ みずもくもも
かぜさえわれを すぎてゆくなり)〔萌羅・詠〕
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
私は今大いなる、計らいの中にいます
更新がなかなかできませんが元気です
誰もが、大いなる計らいの中にいます。
分かっていてもなお
いえ、分かっているからこそ
別れは辛く悲しいものなのかもしれません。
さあ、9月がはじまりました。
その悲しみを味わいきった先にあるものを
目を閉じることなく、逃げることなく
しっかりと見据えながら
私は与えられた時間の一瞬一瞬を
大切に生ききりたいと
思います。
Hさん、あっちゃんさん、もゆらさん
心からご冥福をお祈りいたします。
どうぞ天国で安らかに
そして私たちをお見守りくださいますように。
心からの感謝をこめて。
合掌。
お読みくださって、ありがとうございました。
山内 尚子 拝
以前書きました。
その後すぐの週末に、東京での仕事を終え
姫路に戻る新幹線の中で
ハンドルネームあっちゃんさんの突然の訃報を知りました。
事故だったそうです。
素敵な奥様と、たつきより少し年下の可愛い娘さんがいらしたはず。
いつか必ずお会いしましょうとお話していて
三人でにっこり笑顔の年賀状を、毎年楽しみにしていたものです。
他にも訃報ではないけれど
今年の夏は「区切り」というか
「お別れ」という言葉を感じさせる出来事が多くて
不思議なことだなあと思っていたのですが…。
一昨日、大好きなお友だち、もゆらさんのブログが
不思議なタイトルになっていました。
「もゆらの娘です」
もゆらさんは、東京池袋のリブロ書店で開催された
拙著の出版記念講演会に足を運んでくださったのがご縁で
親しくさせていただいてきました。
母と同じくらいの年齢だというのに
気さくにいろいろとお話くださって
私のやりたい出版についての話も、
何度もうなずいて聞いてくださったものです。
すっかり忙しくなった最近では
なかなかお友達のブログを
読みにいくこともできなくなっているのですが
久しぶりの「もゆら」という文字に嬉しくなったこともあり
読みに伺ってみました。
それは、もゆらさんの娘さんが
もゆらさんのネット上のお友だちのために
彼女の訃報を知らせるブログでした……。
まだ62歳。
ご病気が分かったときには
やはりもう、手の施しようがなかったようです。
彼女はブログで素敵な歌を多く詠まれていました。
「本にするなら、なおさんのところがいいわね」
そんなふうにおっしゃってくださって…。
あの頃はまだ、きれい・ねっとには大した出版物もない頃で
ほんとうに嬉しかったものです。
もゆらさんが、最後に歌をアップしてくださったのは
なんと8月18日のことでした。
(「全体に公開」でしたので、ご紹介させていただきます)
我はただ
此処にあるだけ
水も雲も 風さへ我を
過ぎてゆくなり
(われはただ ここにあるだけ みずもくもも
かぜさえわれを すぎてゆくなり)〔萌羅・詠〕
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
私は今大いなる、計らいの中にいます
更新がなかなかできませんが元気です
誰もが、大いなる計らいの中にいます。
分かっていてもなお
いえ、分かっているからこそ
別れは辛く悲しいものなのかもしれません。
さあ、9月がはじまりました。
その悲しみを味わいきった先にあるものを
目を閉じることなく、逃げることなく
しっかりと見据えながら
私は与えられた時間の一瞬一瞬を
大切に生ききりたいと
思います。
Hさん、あっちゃんさん、もゆらさん
心からご冥福をお祈りいたします。
どうぞ天国で安らかに
そして私たちをお見守りくださいますように。
心からの感謝をこめて。
合掌。
お読みくださって、ありがとうございました。
山内 尚子 拝