僕たちは一生子供だ

自分の中の子供は元気に遊んでいるのか知りたくなりました。
タイトルは僕が最も尊敬する友達の言葉です。

日本人の誇りはどこへ

2006-08-02 | Weblog

今日は自宅に帰ってきました。
二日間に及ぶ炎天下での撮影で、もう両手の日焼けはやけど状態。腫れて
じっとしてても痛い。まぁ言うたところで、日薬で直すしかしゃあないねんけどね。
ということで、福山での一番の思い出は結局日焼けになった。

で、帰ったら亀田くんの世界タイトルマッチをやってたのでずっと見てたんやけど、
きっと誰しもが「えっ」て思った亀田勝利の判定やったよね。
リングサイドの解説者たちも、「これが世界の強さなんです、ここでそう簡単に
勝ったら、逆に亀田にとってプラスにならない。よくぞここまで頑張った!」
なんてことを言うてたし、観客も亀田本人も負けた、てな感じやったし。

もちろん、亀田は頑張ったし、彼が悪い訳はないんやけど、以前から日本で

行なわれるタイトルマッチでは疑惑の判定というのがしょっちゅうあったし、今回
も審判に袖の下を渡したと言われても仕方のない内容やったと思うな。

だいぶ時間が経ったけど、日本人は、柔道の篠原が負けた時の明らかなジャ
ッジミスにはどうだこうだとさんざん突っ込んだし、記憶に新しいところでは、WB
Cのデービッドソン審判の誤審をボロクソに責め立てた。でも、自国の選手が
勝ったときの明らかなジャッジミスは黙ってるなんて、正直さという日本人の誇り
はどこへ行ってしもたんやろかね。

死に物狂いで練習してきて、やっとつかんだ勝利。運も実力のウチやし、勝利
をそんな簡単に手放せるわけはないと思うけど、亀田には、新チャンピォンコー
ルを受けた時、「このジャッジは間違ってる、お前がチャンピオンや」と言って、相
手にベルトを渡して欲しかった。そうすれば、それこそ下衆な話やけど選手とし
ての価値も上がるし、強さも上がったんとちゃうかな。

日本人でチャンピオンになる人間はそうであって欲しいと俺は思うねんけど、こん
なん亀田くんのオヤジさんに聞かれたら、あのおかしな練習用具でしばかれるん
やろなぁ。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿