僕たちは一生子供だ

自分の中の子供は元気に遊んでいるのか知りたくなりました。
タイトルは僕が最も尊敬する友達の言葉です。

ワンマンライブ

2015-02-09 | Weblog
私たちのバンドが初めてライブをさせてもらった時は約5年前。近くの音楽バーで。
初めてのライブのくせに、あつかましくもブッキングではなくワンマンライブだった。

当たり前といえばそうだが、その時のお客さんはゼロ。店のマスターだけが聞いてくれていた。
マスター曰く。『「やれやれ、どうなんのかな、このバンド」と思ってた』

今は女性ボーカル二人とパーカッション一人、ギター二人、ウクレレ一人、ベース一人という5人構成(ボーカルがそれぞれギターとウクレレを担当)だが、最初は4人。楽器構成も唄の構成も違っていて、ギターが4台で、私も時にはボーカルをしたりしてたなぁ。

それから5年の年月が経過した。
亀の歩みのようにゆっくりと、3歩進んで2歩下がり、体力と記憶力の低下と戦いながら、なんとか40曲弱のレパートリを持てるようになった。みんなの技術も上がった。
素晴らしい音楽仲間がいっぱいできて、その仲間から声をかけてもらえるようになり、昨年、一昨年と月に2回のペースでライブを重ねた。
ライブを重ねることで、音楽仲間は全ての人が尊敬に値する、という、何よりも大切なミュージシャン魂が身についた。これはたとえアマチュアであってもプロであっても同じだと思う。

ついこの間、マスターから声がかかった。

「ワンマンライブをやってくれないか。見たいというお客さんがいっぱいいるよ」

この5年間、音楽に費やした時間からすると何百分の一、何千分の一の時間のライブ。
そのほんのわずかな時間がこんなにありがたく楽しみだと思ったことはない。

3月15日(日)、私たちは同じ店で二回目のワンマンライブをさせてもらいます。