Labyrinthe

& Le Charme

BOX席の奥で聴くヴィオレッタは眠い

2006-12-21 19:46:10 | 音楽
ウィーン国立歌劇場は、初心者に優しいオペラハウスです。
多分立ち見は5ユーロ。しかもちゃんと長いオペラの間立っていられるように手すりが一人ずつついていて、字幕も一人づつあります。
言語は英仏独かな?日本語はないです。でもパンフレットを買うと後ろの方に日本語の解説があったかなぁ・・・もしかしたら英語だったかも。どっちにしても、ドイツ語の解説しかない楽友協会よりは親切です。
ネットで席を予約した時は10ユーロの席なんてきっとすっごい天井桟敷きだ!と思っていたのですが、実はBOX席の後ろの方でした。
BOX席初体験です。居心地はとても良い。でも舞台は後ろなので全然見えない、って感じです。
立てばばっちり見えます。立ち見よりちょっと高いのは椅子がある分かも。
あと、コートをクロークに預けなくてもちゃんとおけるスペースがあるのは嬉しかった。
これは平土間席にはない特典です。
音楽は・・・うまかったのですがいかんせんウィーン初日から聴きまくって疲れていたせいか、疲れて半分睡眠状態。
十分楽しめたとはとても言えません。
良かったことは、
1座席が並びが取れなくて、前後ろで取ったのですがその席を取った人が他の席も予約していて移動してくれたので、相方と隣同士でオペラを見れたこと。
2オペラが跳ねた後のカフェで、アルフレード役の韓国人がいたっぽいこと。
3オペラ座の豪奢なインテリアを堪能したこと。
4帰りに知らないオペラファンに話し掛けられ、東洋人キャストをどれが日本人で韓国人かを解説したこと。(名前だけでは西洋人は分からないらしいです。)
でしょうか。
こんな貧弱な感想ですが、インテリアはとてもすばらしいので機会があったらオペラ座はいくことをお勧めします。自分が王宮にいる感じがします。
立ち見で良ければ次の日の魔笛も見れた気もするのですが、体力と相談してやめました。
次来る時はBOX席の前の方で優雅にオペラをみたいです。
絶対平土間よりもいいと思います。
初椿姫がこんなんで(演奏は最高だと思いますが)うれしいのやらなんとやら・・・