一昨日は未明から雪が降ったかと思うと、昨日は気温が１０℃まで上昇して降り積もった雪はすべて解けて
しまいました。そして．．、今日は一変して冷たい雨が降りつづいています。まさに「春なのに．．♪？」です。
そこで「いつもの春はどうだったのか？」と、１０年前まで遡って各年の３月に撮影した写真を調べてみました。
その中から８年前の３月（２００４年３月２～７日）に近所を散歩中にコンパクトデジカメで撮影した写真を掲載
してみます。
▲クロッカスです。８年前の今頃は其処彼処で見られましたが、今年は未だ地表から顔を出していません。
▲鉢植えのシュンラン（春蘭）は花芽を膨らませ、遅咲きの大輪の梅（高知県の梅）すら満開の様相です。
▲勿忘草（わすれなぐさ）もスズランスイセンも花盛り、サクラソウは花を散らして種を付け、チューリップは開花が
ちょ～っと早すぎますが．．^_^; いずれにしましても、今年はサクラソウ以外は未だ咲いていません。
▲水面が鏡のような夕暮れの荒川です。木根川橋、そして京成線の鉄橋では家路へと向かう乗客を乗せた電車が
走り去っていきます。
▲この“ぽんかん”も８年前の３月に撮影した写真です。
▲アイナメの写真だけは８年前の撮影ではありませんが、この４枚の写真は先日岩手で開いた「ミニ写真講座」で
お話した“照明の工夫”の参考にして頂こうと思い立ち、掲載いたしました。
４枚の写真とも白い陶製の皿に被写体を載せて、後方上部からの弱い光（丸型蛍光灯付き投光器）と、その光を
反射板で反射させて被写体の正面に当たった散乱光を利用して撮影しました。（ストロボは使用していません）
ぽんかんの２枚目の写真は皿の表面に付いた傷に気付かずに撮影してしまいました。傷が写っていますね^_^;
反射板は適度に揉んで皺（しわ）だらけにしたアルミホイールを広げて、段ボールに貼った（セロテープ止め）ハン
ドメイドです。アルミホイールを揉むことによって、適度な反射光（散乱光）が得られます。
カメラに付属のストロボを使って被写体を正面から狙うと平板な印象の写真になったり、不自然な強い影が目立
つ写真になりますので、ちょっとした工夫で立体感のある自然な印象の写真になります。
