甘裸哲学

哲学をするのに特別な知識は必要ありません。このブログはあなたの固定観念を破壊して、自由自在に考える力を育みます。

ハイデガー━不完全な【世界内存在】━

2012-12-07 02:12:29 | 大きな哲学
あなたは死んだことがありますか?
自殺未遂したことはありますか?
私はこないだ
首吊り自殺に失敗しました

あなたはどうして生きているのですか?
ちゃんと考えたことがありますか?
私は自らの死に直面して初めて
そのことを考えさせられました

人は自分の存在が当たり前だと思って生きている
みんなと同じように
当たり前のことを当たり前にやるだけの
普通の人生
日常が繰り返される毎日
そんな君達のことを
ハイデガーは
世人(ダス・マン)と呼んだ
みんなと同じことをしているだけの君には
個性も責任もない
みんなと一緒であることで
孤独感から逃れようとする

そんな君が
ふとしたきっかけで
自分の命の重みに気づくことで
人生をよりよく生きられるようになる
有限な生を無駄に生きるのをやめ
本当の自分を取り戻す

僕達は自分の作り出した世界に囚われている
君が他者との関係を求めることで
君のまわりに世界が生じる
それは君だけの世界
君はこの世界に投げ込まれた
君はこの世界から抜け出せない
あくまで君は
世界内存在なんだよ

僕達は自分達が同じ世界に生きてることを確認する
「君にはこのリンゴが見えるかい?」
「ああ、見えるよ。赤くて美味しそうだ」
人によって多少見え方に差があっても
それが同じ物だと確信が持てる
同じ世界の住人だと確信が持てる
でもね、こういう場合はどうだろうか?
「で、出た~~~!!幽霊だ!!!」
「は?何も見えないんですけど~?www」
こいつらが同じ世界に生きているとは到底思えない
しかしハイデガーはこのような場合について
全く言及していないようだった
不思議に思った私は
ネットで調べまくってみた
これとか

ハイデガーは
幽霊なんて
見なかったことにした
見てしまったからこそ
タブー化してしまったんだ、と
私はそのように考える
彼は幽霊という単語を
『存在と時間』の中で
一度も使わなかった
本来使うべきところは省略された、
もしくは別の単語で書かれている
ちゃんと説明されていないのだ

彼はヒトラーに協力したことを
全く反省しなかったそうだ
倫理観のかけらもないよね
(クリスチャンとは到底思えない....)
きちんと説明する義務なんて
ないと思ってるんじゃないかな

今回はとりあえずここまで
またいつか編集するだろう

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