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イチョウの下のよもやま話

埼玉県深谷市にある
吉祥寺の住職のブログ

徒然なるままに その36

2015年01月11日 | 日々之法話
ここで、
布教師さんとして認識しておかなければならない事は、
ブッダは 苦行を捨てた って事です。

失敗してへこんでる人に、よく

あなたがやってきたこの6年
 (あるいは6か月、或は6日、あるいは6時間、
  やってきた内容や、日数や時間なんて その時の状況ですけどね、
  ブッダの場合は、6年の苦行)
 は、決して無駄な時間ではなかったんだからね!

なんて慰めたりしませんか?



ブッダは 「スパン」と 捨てちゃったんですよ。

死ぬか生きるかの、前人未到の大変な修行を。

潔くて カッコいいでしょう?

捨てる勇気も必要だって事です。

過去にこだわらない

過去に愚痴を言って 言い訳しない、

過去の事は 取り換えられないんだから、

それを認めて、受け入れて出発する勇気です。






発明家エジソンは、電球を発明した時、
何回失敗したか インタビューされて、

「一回も失敗してない、
 何故って、うまくいかなかった時は、
 こうやるとうまくいかない ってい事を
 発見できたからね。」

と答えたそうです。



これは、過去を捨てたんじゃなくて、
過去を使った、過去を生かした、過去と今をつなげた。

過去を捨てて今の成功を 発見したわけです。






今日は、ここまで!