平成19年の年頭のご挨拶です。
花ぼさつ 露ぼさつ
平成19年の初春を迎え、謹んで至心に三宝を誦し、
併せて 檀信徒の皆様のご清栄を 心からお祈り申し上げます。
年末になると、つまり このご挨拶状を書き始める頃になると、
いつも家人にあきれられる事があります。
それは、翌年のカレンダーに つい こだわってしまう事です。
家のどこに どんなカレンダーを置くか。
これをここに、
あれをあそこに、
茶の間はこれで、
トイレはあれでと。
カレンダーの中は、いろいろ。
絵も 写真も 字も 日付だけのものも。
絵といっても 平山郁夫画伯の絵もあれば、
小さな子供の拙い絵もある。
写真も 大自然、祭り、生け花や人物 等々。
カレンダーを月末にめくると 部屋が一変します。
それが楽しいし、1ヶ月か2ヶ月おきに代わるから飽きない、
でもじっくり見られます。
そして、気分が高ぶっているときは落ち着きと反省を、
落ち込んでいる時は 元気をもらえます。
お気に入りのカレンダーの中から 去年1年を振り返ってみると、
1月 人生 笑った者勝ち。
「笑者は勝者」なり。
2月 あなたが笑うだけで 幸せになる人がいます。
笑顔は誰でも持っているステキな薬。
あなたが笑うだけで 幸せになる人がいます。
3月 相手の心を思うと書いて「想う」。
想ったり、想われたり、忘れちゃいけない 想う事。
4月 楽しみ作ろう「作楽(さくら)」
5月 晴れ 時々も 晴れ
6月 外は雨でも 中(こころ)は いつも晴れが良い
7月 ありがとうの花のそばには ありがとうの花が咲く。
ありがとう色の花が咲く。
ありがとう香る花が咲く。
すごくキレイナ花が咲く。
8月 「花火」
暗いなら 心(夜空)にドカンと
笑顔(花火)を打ち上げよう。
9月 晴れだと思えば晴れさ。
そう思わなきゃ 晴れるもんも晴れんでしょ。
「本日快晴」
10月 笑顔が似合う人。
それは幸せも似合う人。
11月 なんだそんな事。
大丈夫。 忘れていいよ。
それは明日に持っていかなくて良いもんだから。
12月 あせらなくても大丈夫。
それでも明日はやってくる。
あせらなくも大丈夫。
あなたはあなた。
大丈夫、大丈夫。
こんな言葉たち、絵や写真、記念日や予定日が書き込まれたカレンダーに、
どれだけ勇気づけられたか、
どれだけ癒されたか、
どれだけ慰められたか。
カレンダーさん、365日間 ありがとう。
お釈迦様は、
人々が幸せであるように、幸せになれるように
お諭し下さいました。
厳しい修行、難しい学問や言葉を誇る事が
お釈迦様の思いでは ないはずです。
大切な事は、
どこにお釈迦様を感じるか、何に仏教を学ぶか
ではないでしょうか。
トンチの一休禅師は
「しゃかという いたづらものか 世に出でて
おほくの人をまよわする哉」
と 当時の仏教に対する認識(仏教界の態勢)を戒めています。
要は 自分自身の問題。
花に、
露(しずく)に、
鳥や虫たちに、
頬をなでる風や 雨の音に、
家族に、
友達に、
それから カレンダーの中にも
お釈迦様の教えは あると思うのです。
あなたのお幸せを 心からお祈りします。
山主合掌
花ぼさつ 露ぼさつ
平成19年の初春を迎え、謹んで至心に三宝を誦し、
併せて 檀信徒の皆様のご清栄を 心からお祈り申し上げます。
年末になると、つまり このご挨拶状を書き始める頃になると、
いつも家人にあきれられる事があります。
それは、翌年のカレンダーに つい こだわってしまう事です。
家のどこに どんなカレンダーを置くか。
これをここに、
あれをあそこに、
茶の間はこれで、
トイレはあれでと。
カレンダーの中は、いろいろ。
絵も 写真も 字も 日付だけのものも。
絵といっても 平山郁夫画伯の絵もあれば、
小さな子供の拙い絵もある。
写真も 大自然、祭り、生け花や人物 等々。
カレンダーを月末にめくると 部屋が一変します。
それが楽しいし、1ヶ月か2ヶ月おきに代わるから飽きない、
でもじっくり見られます。
そして、気分が高ぶっているときは落ち着きと反省を、
落ち込んでいる時は 元気をもらえます。
お気に入りのカレンダーの中から 去年1年を振り返ってみると、
1月 人生 笑った者勝ち。
「笑者は勝者」なり。
2月 あなたが笑うだけで 幸せになる人がいます。
笑顔は誰でも持っているステキな薬。
あなたが笑うだけで 幸せになる人がいます。
3月 相手の心を思うと書いて「想う」。
想ったり、想われたり、忘れちゃいけない 想う事。
4月 楽しみ作ろう「作楽(さくら)」
5月 晴れ 時々も 晴れ
6月 外は雨でも 中(こころ)は いつも晴れが良い
7月 ありがとうの花のそばには ありがとうの花が咲く。
ありがとう色の花が咲く。
ありがとう香る花が咲く。
すごくキレイナ花が咲く。
8月 「花火」
暗いなら 心(夜空)にドカンと
笑顔(花火)を打ち上げよう。
9月 晴れだと思えば晴れさ。
そう思わなきゃ 晴れるもんも晴れんでしょ。
「本日快晴」
10月 笑顔が似合う人。
それは幸せも似合う人。
11月 なんだそんな事。
大丈夫。 忘れていいよ。
それは明日に持っていかなくて良いもんだから。
12月 あせらなくても大丈夫。
それでも明日はやってくる。
あせらなくも大丈夫。
あなたはあなた。
大丈夫、大丈夫。
こんな言葉たち、絵や写真、記念日や予定日が書き込まれたカレンダーに、
どれだけ勇気づけられたか、
どれだけ癒されたか、
どれだけ慰められたか。
カレンダーさん、365日間 ありがとう。
お釈迦様は、
人々が幸せであるように、幸せになれるように
お諭し下さいました。
厳しい修行、難しい学問や言葉を誇る事が
お釈迦様の思いでは ないはずです。
大切な事は、
どこにお釈迦様を感じるか、何に仏教を学ぶか
ではないでしょうか。
トンチの一休禅師は
「しゃかという いたづらものか 世に出でて
おほくの人をまよわする哉」
と 当時の仏教に対する認識(仏教界の態勢)を戒めています。
要は 自分自身の問題。
花に、
露(しずく)に、
鳥や虫たちに、
頬をなでる風や 雨の音に、
家族に、
友達に、
それから カレンダーの中にも
お釈迦様の教えは あると思うのです。
あなたのお幸せを 心からお祈りします。
山主合掌