人となり

最近友達と決別するようなできごとがあった。

私が怒った。

仲間のお金を盗むようなことをした。


昨日彼女のことを考えながら思った。私は彼女のことを妹のように思っていたんだろう。
継母に育てられて腹違いの妹達に囲まれて家族の中に居場所がなかった彼女は人にウソをついて取り入ること覚えた。


そんな彼女のことを憎めなかった。


彼女には娘がいた。


その子は私に助けを求めてきた。その子のこともまた私は自分の娘のように感じていたんだと思う。
母親のいい加減なところに振り回されていたその娘に少しでも楽しい子ども時代を過ごさせてあげたくて、キャンプに連れて行ったり泊まりにこさせたりしていた。


今回のことで私は彼女にいっしょに謝りに行こうといった。でも知らないの一点張りだった。

いっしょに謝りに行ってくれたら、その後は私が応援するから少しずつでも返そうと言うつもりだった。

でも応えなかった。


そんな彼女のせいで私は友達に責められることがあった。
よくいっしょにいるねと言われたことがあった。
だけどむしろそんなことを言う相手の方がいらないと思っていた。
それは私のことを考えのない浅い、単純なのといっしょにしているからだと思ったからだった。
私が彼女のそういう幼稚なところに気がつかないはずがない。

突き放さなかったのは娘のためだ。私は母性に掛けていた。あの母親の「母」としての心に掛けていた。

そこに目覚めなきゃ娘はずっと不幸だと思った。


まるで妹親子のように思っていた私には、簡単にあの子達を突き放せなかった。
私に「死んだらお墓の面倒は私が見るからね」とそんなことを言っていた。いろんな夢を話した。

私はその親子を大事にしようと思っていた。
彼女が私という人間を理解しているなら、今も心配しているとわかるはず。


私とずっと仲良くしてくれている友達は、彼女と私の関係を「なにか考えがあると思ってたよ。makiちゃんがなにも考えないで行動してるとは思ってなかったもん」と言ってくれた。

そして今回私が突き放したことを「あんなに理解していたのに突き放そうと決めたんだから随分悩んだんだろうね」と言われた。


私はいい仲間に恵まれていると思う。私という人間をちゃんと見てくれて信じてくれた。

きっとなにか考えがあったんでしょとか、いろんなトラブルが起こっても私が説明するまで黙って見ていてくれた。

そして詳しく説明すると巻き込んでしまうから話せないけど信じて欲しいというと「大丈夫。信じてますよ」と言ってくれた人もいた。

あの親子を今でも心配している。そしていつか必ず幸せになるんだよと思っている。


それをみんなは「makiちゃんならそう思っているとわかってたよ」と言ってくれた。本当に感謝している。

女子らしい会話

昨夜、友だちとファミレスで早く結婚しなさいよと言う会話をしていた。

彼女は彼氏がいる。大夫年上の彼氏らしいけど結婚しようって言ってくれたと聞いたことがあった。
私は「年を取ってお金が残ってもひとりぼっちでいることは大変だよ」って言うと、
「私は甘え方が下手なの」と彼女は言った。


しばらくすると「話したいことがある」と言った。

「どうして男は浮気とか、スキがあればほかの女を捜そうとするんだと思う？」と聞かれた。

彼女の彼氏がそういうことをしているってわけじゃない。彼女が相手を真剣に信用しないたぶん大きな理由だ。
本当はそれが気になって仕方ないのかもしれない。


私は「男だもの。作りが違うのよ。私は女だからそういう生理的な部分は正直理解できない。だから理解しようと思わない。わかってやろうと思わない。だけどそういう生きものなんだもの仕方ないんじゃない。ただ私も自分の感覚で対応するだけやね」そういった。

彼女は「衝動買いと浮気はにてるっていうよね」と言った。

私も聞いたことがある。

だけど「そういうものだと男がいうとするじゃない。だけどそれで納得する？男は自分の女がほかの男に触られているところを想像して衝動買いといっしょだと言われて平気だと思う？そうだよねと思う？自分が許せないことはたいがい相手も同じよ。」そんな風に言った。

「愛情があれば必死に隠せ。そう思うね」というと彼女は「私わかっちゃうのよ。隠されててもわかっちゃうの。」
そういった。

私も「そうやね。なんでわかるんだろうね。話してなくてもピンと来るね」というと彼女は「死ぬまで気がつかないやつがうらやましい」と言った。

彼をそんな風に思うのかというと、そんな日が来たらおかしくなって暴れると思うと彼女は言ったけどそれは考えてもきりがない。

私はそういうところだけは仕方ないんだろうと思う。心の問題のところでは理解できる。ただとにかくそういうクセがある人は気持ち悪くなる。なんとなく汚らしく感じるというか。

彼女に「彼氏が浮気したらどう思う？」と聞くと「相手の女に会いに行く」といった。
私もそうだった。相手に会って決着を付けたいと思う方だ。
私に「あんたはどうする？男を許す？」と言ったので「わからない。でもなんか汚染されたんだねって気持ちになるのはずっと昔からそうなんだよね。で、触られると吐きたくなる。私に5年くらい近づかないでくらい拒絶反応がでるというか。許すのかという点では許さない。ずっと覚えている。そういうところがある人というレッテルを貼って死ぬまで剥がさないだろうね。まだ風俗に行く方がいい。お金の関係だから。でも必死こいて隠せは同じね。キモイから」

そういうと「そうだよね～風俗に行かれる方がマシだよねえ。」と二人で共感した。

彼女は「やっぱ結婚しようかな～」と言った。「なんで？」と聞くと「自分だけがそういうこと考えてるんじゃないんだなと思った。あんたもいろいろあったんやね。」と言われた。

「当たり前やろ。だけどあんたが浮気するかもしれんし」というと「私はそういうことはできん。するときは浮気じゃない。本気だわ」と言った。

「ああ～なんかだろうなと思う。私もするときは本気やわ」と言うと「生理的じゃないもんね」と彼女は言った。


「結婚前にこんなこと話したら嫁に行きたくなくなるんじゃないの？」と言うと

「こういうことは大きな問題なんだよ。生活力だとかそんなことより実は気にしてるの。あんたに話してよかったわ」と言ってくれた。


そして「ていうかあんたやっぱり女やったんだね。」と今更ながらそういわれた。

始業式

今日から新学期ですねえ。

朝一で「お母さん。雑巾がいる・・・」


ええええええ！！！！今いう？？？？


ローソンで買いましたよ。

3枚入りのやつ。2枚しかいらないので、1枚は忘れた子がいたらあげなさいって持たせました。

私が小さい頃は自分で縫ってもって行ってましたけど、今は売ってますからねえ。


中学2年のスタートはそういう風に始まりました。


2週間後には家庭訪問です。


おおおお～草むしりせんといかん！
QPコーワゴールド飲んでがんばりまっす

物欲の時間は終わる頃

バブル経済を味わった人たちは本当にステイタスにいまだこだわる。
あんな時代がもう一度来ればいいのにと夢を見る。

お金や地位や名誉を追いかける。

テレビに出たがったり出ている人にあこがれたり。
人から羨望の目で見られたくて仕方ない。

自分は特別だと思われたくて仕方ない。

そんな欲がむしろ発展のパワーなのかもしれないけれど、どこかで気がついていなきゃいけない。


それが満たされても幸せの定義とは違うってことを。