ちびたの日常

のんびり息子と猫たち&イギリス人ハニスケと

友人のこと

2007-11-25 | 私の愛する仲間たち

今日はライブで演奏を見に行っていました。そこで友人に会い、会社を辞めるという話を聞きました。
彼女は仁ちゃんといって、私が26歳くらい頃ゴスペルのバンドをしていた時のメンバーです。仁ちゃんの声は私が身近で聞いたことがない声です。
歌うととても澄んでいて、声そのものがビブラートしています。
私はどうしてもその声が欲しくてバンドに誘いました。
私たちは10年以上の付き合いでお互いは5歳くらいはなれていますが、そんな差は全く感じないしっかりした女性です。
その仁ちゃんが会社を辞めると聞いて理由を聞くと上司に「どぐされ」と言われたそうです。
言われた理由もタイミングも意味が分からないほど突然の出来事だったようで、私も思わず「切れたの?その人」と聞きました。
私は一緒に仕事したことがあるので知っているのですが、仁ちゃんはかなり頭が良くて、会社の幹部にも一目置かれるような人でした。それに引き換え「どぐされ」と言った上司は切れ者とはほど遠い人です。
だから仁ちゃんに嫉妬していたのだろうかと思いました。
彼女はすぐ辞めることを会社に報告しましたが引き止められ、それでもこのばかばかしい状態から抜け出たいと今月いっぱいで辞めることが決まったようです。
私はこの話を聞いて仁ちゃんが「今はほんとに清々しいの」と言ったのが不憫です。
どんな気分だっただろう。そう思うと私が言われたように悲しい。
その上司にはそれなりに積もり積もったものがあったのかもしれない。ならなぜ仁ちゃんが辞めたいと言った時、会社は彼女たちに向き合ってくれなかったのでしょう。
なぜ彼女を守る姿勢を見せてくれなかったのでしょう。
彼女が捨てられるような社員じゃなかったことを私は知っています。だから彼女だけが貧乏くじを引いているようで私は腹が立って仕方がない。
なぜその上司はのうのうと同じ職場で働いていられるのでしょう。
私がまだその会社の社員なら一言言ってやりたいと思うくらい腹が立ちます。
仁ちゃんが明るくすればするほどかわいそうで仕方がない。
なぜこんなに理不尽なことになったのか。仁ちゃんの気持ちを思うとかわいそうで目が潤んできます。


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