昼過ぎ、人生初の頭を強打して寝込む事件があった。
上からトンカチが降ってきて、頭に直撃。
ジンジンとしばらくは目を開けるのもイヤだった。
犯人は息子。
泣きながら「お母さんごめんねごめんね。」と言い、氷を入れたビニール袋を持ってきて、その後30分以上はお尻と頭が逆さまかというほどずっととなりで土下座していた。
しばらく寝ていた。
触ると痛いけど大したことはなかった。
良い機会なので「お母さんにもしものことがあったときの練習」をした。
携帯で救急車を呼ぶときの練習。
お巡りさんへ電話して説明する練習。
近所の人へ助けを求める練習。
住所を言えるか?お母さんの容態を言えるか?自分のことを説明できるか?
親子二人なので協力しなきゃいけない。
しかし、頭を強打して死んでしまう人もいるけれど、相当強いんだなとしみじみ感じた。
「お母さんごめんね・・・まだ痛い?」と真っ赤な目で言われれば、「もういいよ」と言うしかない。