ちびたの日常

のんびり息子と猫たち&イギリス人ハニスケと

上がり下がりが激しい自分

2010-12-11 | バンド活動など
昨日は先輩の奥さんからもらったうちのバンドのDVDを見ていて軽くひいた。

と、言うのもうちのバンドには1年半くらい前まで別のボーカルがいた。

彼女はバンマスのお気に入りで、今でも帰って来て欲しいと思っているし私も楽しみにしている。

ただ、今は彼女はいないんだ。

今では私の兄貴分がボーカルをしていて、いくら他のバンドからの応援だと言ったって彼がいるから成り立っていることに変わりない。

彼は自分が応援だからと手を抜いたりしてない。

私にもほんとに親切に(たまに怖いけど)教えてくれる。

今いる人たちは前を向いてる。


なのに、あのDVDのテロップに前のボーカルが産休でいないということが表示されていたことがなんか「まだそれ言うの?」と実際思った。

彼女は帰ってくる。

たぶん本人もそのつもりでいる。

ただ私は母として、妻として、嫁として、その期待は彼女にどう影響するんだろうとも思うし、私のように今みんなと頑張ろうと思っているメンバーにはつまらなくなるような話だ。
今、私はどんなにやっても所詮先が見えているんじゃないかとか、私は部品なんだろうとか、そんなネガティブな感覚に捕まる。

今でもそこにすがりつきたくなるのはわかるけど、今一緒に頑張っている人はなんなんだろう。

今の彼女は一人の女性としての幸せを掴んでいるのに。
世界一好きな人と、その人のDNAを受け継いだ子供を産んで、その二人に囲まれているのにそれでもここへ帰ってこれる日が来るとしたら、まわりの家族が彼女への愛情の証として送り出してくれたときじゃないか。

だから帰って来てもいいようにどこかで思っていても、待っていますよと見せて迷わせては行けないと思う。

それが彼女への愛であって、今頑張ってくれているメンバーへの愛だと思う。

これは私が思うことであって、正しい訳じゃないけど私が彼女なら最初は嬉しいけれど子供が可愛くて家庭が幸せならば子供や旦那や義父義母へのことを思って複雑な気持ちになるだろう。

私も、あのテロップを見る前に兄さんに相談した。
私じゃなく彼女を待てばいいじゃないかと言った。
そう思うんだ。
今までどういうことがあったか知らない私のような、外から突然来たメンバーにすればそういう気持ちになるんだ。
兄さんは同じ立場だよと言ったけどそうじゃない。

あのDVDを見てから私はネガティブに捕まってしまっているけど、今は私自身のためと私のために協力してくれるみんなのために歌うんだと蓋をすることにした。

そして私に歌って欲しいと言ってバンマスと引き合わせてくれた二人と、お母さんが自慢だと言ってくれた息子のために歌うと思って蓋をする。

この先がどうなるかわからなくても今はみんなの期待に応えるために全部に蓋をする。
コメント (6)
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