ちびたの日常

のんびり息子と猫たち&イギリス人ハニスケと

衣替えをしていると

2008-10-16 | 子育て日記
こともが小さい頃の服が出てくるのですが、中にはそんなに昔のではないものもあります。ただ小さくなって着れないのですが、そうやってどんどん大きくなってしまうのが寂しくなります。
小さくなった子供の服を抱きしめていると、1年前、2年前,3年前の我が子の感触を思い出してきます。
言えなかった単語がきれいに言えるようになったときのこと。
手をつないだときの感触。
たくさん一緒にいたはずなのに、どうやってここまで大きくなってきたのかしっかりと覚えていないことがたくさんあります。

どうして思い出せないのか。
その時間はすぐに終わってしまうのに、もっとたくさん一緒にいればよかった。
仕事ばかりでもっと喜ぶことをすれば良かったと、一番可愛い頃をうまく思い出せないことが悲しくて仕方なくなります。

小さい頃の服を抱きしめていると、その頃の息子を抱いている気がしてきます。
そして何か少しずつ思い出してきます。

忙しくてイライラしているときささいなことで怒鳴ったことを猛烈に後悔したり、
聞き分けがいい振りをして一人でお留守番をして、必死でやせ我慢をしている様子を眠っている顔を見ながら何度も何度も謝ることがあります。

そしてこんな自分は早く見直さなければ、将来の自分が今の私のことを後悔するんでしょう。

会えるなら過去の自分に「その子のそのときは少ししか続かないのだから、もっと大切にしなさい」といいたいくらいです。

今思えば子供は、私が笑うことをいつも望んで行動していたような気がします。
それは今も続いているような気がします。

小さい頃の子供の服は、私が楽しそうにしているのを見て喜んでいる子供の顔を思い出させてくれる一番の記憶です。
そんなことを思っているせいでいつも捨てられなくなってどんどんたまっていくんです。
コメント (3)
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