言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

お客様目線で陳列を見直す?

2015-08-12 09:42:49 | 繁盛店・繁盛会社をめざそう

こんにちは。
お店と小さな企業のための販促コンサルタント、藤田です。

今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。



昨夜久しぶりに雨が降りました。
庭の(とっても小さいけどね)樹々や草たちは大喜び。
(と思う)

夕方my奥さんが水やりをしたんだけど、ね。

あとはまあ室内の観葉植物たちにも水やりをそろそろ。
観葉植物の水やりはけっこう鉢の土が乾いてから、たっぷりと鉢底から水がでてくるぐらいやると、強くなります。

これはホームセンターの販促をやっていたので、覚えたことです。

ホームセンターの販促を担当させてもらうと、人の暮らしのほとんどすべて、それこそゆりかごから墓場(近く)まで様々な知識が、深くはないですけど、ある程度身につきます。

その広範な知識は今でも、自分の生活に役立っています。

その点ではありがたいなあ、と。

そのまんま、本題です。

ところで私が出入りさせていただいていたホームセンターでは、本部の中に実際の店舗と同じ棚が設置されていて、そこでバイヤーが商品陳列のシミュレーションをしていまして、そこで得られたノウハウを実際の現場に活かしていくという方法もとられていました。

当時は社長以下ほとんどの人と懇意にさせていただいていまして、もちろん社長室にもたびたび出入りさせていただきました。

ですから本部の中は、ほとんど顔でフリーパスだったんですね、その頃は。

いい時代でしたね。

今ではセキュリティの問題もあり、なかなか部外者が中に入っていくのは難しいでしょう。


さて、その頃の店の棚割、陳列はすべて商品分類別で行われていました。
現在でもまあほとんどは商品別になっていましすが。

商品別に陳列する理由はもちろん管理しやすく、効率的だからです。

しかしこれって、よく考えてみると、すべては店側の、販売する側の理屈であって、買う側の目線にはたっていません。


その一番の例は百貨店の1階の化粧品コーナーではないでしょうか。

どの百貨店を見ても、化粧品のコーナーはすべてブランド別になっています。

なぜ?

それは、すべての美容部員がそのブランド企業から出向してきているから、です。

明確には分かりませんが、そのコーナーにいる美容部員で百貨店の社員の方というのは、多分いないのではないかと思います。

だからあのようにブランド別の島にならざるを得ないわけです。


確かに化粧品などはそのブランドが目当てでやってくるお客様の方が多いと思われるので、それもまあ致し方ないのではないか、というのは従来的な思考法で、もしかしたらお客様目線で見た場合、もっと違う陳列販売方法もあるのではないかという気もします。


たとえば、各島什器ではなくて、大きなひとつのコーナーとして、ブランドをすべてその中に入れてしまい、お客様の目的別に書く担当者を配置すればどうでしょうか。

日焼け防止のためのコーナー、美白のコーナー、敏感肌の方のためのコーナー等々、1階の広い場所を占めているコーナーを一度更地にしてみて、まったく新しい視点で組み直してみるということも、この時代は必要ではないかと思います。

それが百貨店ならではの、お客様に対するサービスになるのではないかと思います。


そうすると必ずこのような反発がでてきます。

じゃあ出向してきている担当者の配置はどうするの?

たとえどの企業から出向してきているにしろ、その百貨店の中で商品を販売するということは、お客様にとってはその百貨店の社員であるわけです。

だから出向社員といえども、たのブランドの化粧品を販売するのは当然ことではないでしょうか。

お客様の目から考えてみましょうよ。

お客様の目から見ると誰だって、その中で販売しているのは、その百貨店の社員なんですから。


で、元のホームセンターの話に戻りますが、ホームセンターだって同じことで、部門別を超えて、店内をすべてお客様目線でもう一度、せーの、で陳列し直してみると、今まで見えていなかった新しい販売方法も発見できるかもしれません。

それが繁盛店への新しい道ではないでしょうか。

売れない売れない、前年比マイナスだなんて嘆いているんだったら、一度更地にしてみて、もう一度一から見てみてはいかがでしょうか。



それでは、また明日。

今日も一日、『スマイル!』で、がんばろう!


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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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