B型ゲンゴロウのブログ

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過去最大級の難行苦行 一合目から富士山 前編 2023.7.16

2023年07月17日 | 登山

 

 

昨年来、富士山に麓から登ってみたい・・・

と言ったのは誰だったか?

俺じゃない、ヤッキー君です

それは無茶なんじゃとか言いながら登山地図とニラメッコする日々

吉田口登山道の一合目下の馬返からのコースタイムは往復約15時間

これくらいの時間なら行けるかも、と徐々にやる気になってきて

この3連休に企画して富士吉田市内のホテルを前から2泊分予約

中日の16日が天気が悪くなれば中止とヤッキー君と話してましたが

まさかこんなに晴れ渡るとは!

 

前日(15日)に同じく馬返から登った方のレポをヤマップで見ると

暴風が吹き荒れて7合目で撤退とあり緊張感が増してました

 

 

 

ヤマレコの記録

下山してスマホ記録をSTOPするのを忘れてしまい

帰る車の中で気づいたから下りがちょっとおかしいです

 

 

 

 

 

前日(15日)の夕刻に富士吉田に入り

まずは北口本宮富士浅間神社に参拝

 

 

古代より崇高な山であった富士山は、神体山(即ち禁足地)であり、麓にて祭祀が行われ、遥かにその御姿の見える場所からも遙拝されてきました。時代が下り、仏教の伝来を経て、また修験道などの影響を強く受け、修行を通して超自然的な験力を得ることを目的に、室町時代には庶民の間でも信仰登山が盛んになっていきました。

 晴天に遥かに望む富士へ行きたい、登って拝みたいと願う者が増すのは当然のことでしょう。入山者の増加につれて険しい山内に踏道も出来て、庶民も登頂を目指せる状態へ近づいていきました。
しかし、江戸から吉田までは健脚でも片道3日、吉田から頂上までは少なくとも往復2日、合計8日間の旅(運よく好天に恵まれた場合)は、現在からは想像もできない程の時間と費用がかかりました。
そこで、庶民に信仰が広がるにつれて、お金を集め代表を選び皆の祈願を託す「講」の仕組みを利用するに至ったことは想像に難くありません。
こうして、近世には江戸を中心に各地域で「富士山信仰のための講 ~富士講~」が成立しました。

HPより抜粋

 

 

明日の無事の登山を祈りました

 

 

 

 

緊張とワクワクで熟睡はできす(いつものこと)

4時前に起床して登山口の馬返へ

4:45登山開始

いざ初の富士山へ

 

 

ここから登る人はスーパーなトレランのひとばかり

すごい勢いで登っていきます

7月28日に富士山登山競争があるから練習らしい

 

 

 

山頂まで512分・・って何時間?

 

 

一合目の休憩茶屋跡

道中にこのような朽ちた茶屋跡が点在しています

 

 

涼しい樹林帯をゆっくり進む

 

 

 

 

 

 

 

三合目

昭和初期までこんな賑やかな茶屋があったそうな

 

 

昔の人たちも眺めたんだろうなあ

雲海の奥の山々は金峰山とか甲武信岳

 

 

しゃくなげが満開で癒されながら

 

 

 

 

 

 

 

こんな案内があちこち見られる

 

 

 

 

戦国時代から御座石と呼ばれていた大岩

 

 

 

 

約2時間で5合目の佐藤小屋

ここまで順調

 

 

6合目手前で森林限界を超えて

見えた!

 

 

テンション爆上がりしました

 

 

 

 

6合目で富士スカイラインからの道と合流してやっと登山者と合流

 

 

 

太陽がじりじり照り付けます

 

 

 

 

 

麓に見える三日月型の山中湖

 

 

 

ズーム

山中湖の手前の広大な草原は自衛隊富士演習場

 

 

 

 

 

 

 

小屋がたくさん見える

 

 

 

どの小屋の前も人がいっぱい

 

 

 

 

青空よ

 

 

 

8合目が近くなり

ヤッキー君がスローダウンして苦しそうに

空気が薄いし疲労もでてきた様子

そして足が攣りそうになり

先日買った漢方(芍薬甘草湯)とコムレケアを飲ませてあげる

 

 

 

 

 

富士山は赤い山だと知りました

 

 

 

 

一歩 一歩

 

 

アメリカ人の若者グループ

すごい勢いで登ってんだけど

休憩も多いからずっと抜きつ抜かれつ

 

 

かなり辛そう

ゆっくり ゆっくり

 

 

 

 

 

 

 

標高日本第2位の北岳より高く

人生最高地です

 

 

 

 

 

 

途中左手に見える下山道

砂埃をあげて下りていく登山者たち

 

 

 

山頂が見えてきた

それにしても人・人・人

 

酸素缶吸ってる人もあちこちいます

吸っても吸っても

「なんもかわらん」言うてました

 

 

もう少しで山頂だ

 

 

 

 

 

 

 

さぁつくぞ~

 

 

 

山頂です

すごい人です

まるで賑わう海の家みたい

 

 

 

 

スタートから7時間半

 

遠かった

麓からよく頑張った!

 

 

二人ともに初登頂

がっちり握手

いろんな感情がこみあげてきて

涙がでました

 

 

 

後編(お鉢巡り~下山)に続く

 

 

 

 


コメント (10)    この記事についてブログを書く
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10 コメント

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Unknown (hase)
2023-07-18 07:33:17
おはようございます。
こうやって見ると、やっぱり富士山は修行の場ですね。
登ったことはありませんし、もう登れませんが
眺めて拝む山だと、、この夏見に行きたいとおもってます。

にしても、一番下から、”” 凄い !! ””。
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Unknown (ゲンゴロウ)
2023-07-18 07:43:41
haseさん おはようございます!
登山を20年やってますが、私も富士山は眺める山だと、登る気がまったくありませんでした。
いい機会を作ってもらいました。
最初で最後の富士山です。
これから眺める富士山は変わりそうです。
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Unknown (ヤッキー)
2023-07-18 08:23:52
おはようございます!
昨日は本当にお疲れさまでした。
そして、ありがとうございました。
体調は大丈夫ですか?
頂上を目指して登っていく写真を見て、また昨日の辛かった気持ちがよみがえりました。
後半の本当の地獄へつづく→(笑)
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Unknown (ゲンゴロウ)
2023-07-18 09:06:07
ヤッキー君 おはようございます!
修行をともにした同志よ、ありがとうございました。
ふくらはぎがかなり痛いのと全体的にむくんでて体重が1kg増量しています。
ヘルペス発症してもおかしくない感じです。

ヤッキー君はどうですか?
見えなくても体にかなりのダメージがあると思います。
お互い、しっかりいつも以上に静養に努めましょう。

地獄編へつづく・・・
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Unknown (ayame202001)
2023-07-18 10:49:57
うわー一合目から登ったんですね😳
それはキツイ💦
富士山は眺める山だと思いつつ一回登り(笑)2度と行かんと思ってたのに今年行きたくなってますから魅力があるのでしょうー大人気ですよねーそんな人混みやだけど😱
酸欠を感じた唯一の山なので…3500超えると吸っても吸っても辛かったような…お疲れ様でした。
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Unknown (ゲンゴロウ)
2023-07-18 11:04:08
@ayame202001 菖蒲さん こんにちは!
下から登るのはド変態野郎ばかり(笑)
走って登る女性のトレランもいました😳
ロング大好きな菖蒲さんもぜひ。
2度目に挑戦したいということは呼ばれてるんでしょうね~

僕は2000mから空気の薄さをいつも感じます。
人の多さは予想を超えてました!
日の長い今の季節だから明るいうち出発〜下山まで完了できたのは良かったです。
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Unknown (徒然写真帳管理人)
2023-07-18 18:47:23
ゲンゴロウ 様

 登頂おめでとうございます。
 それにしても、すごい人ですね。
 マイナールート好きの私には耐えがたい光景です。
 記事を見て、もう富士山には行けない・・・と思ってしまいました。
 その一方で、もう一回日本で一番高いところに行ってみたいという気持ちも。
 それにしても1合目から一気に登りきる体力はすごいですね。
 
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Unknown (ゲンゴロウ)
2023-07-18 19:36:32
管理人さん こんばんは!
ありがとうございます😊
三連休の晴天ですから人出は覚悟していましたが予想を上回る人でした。
さすが日本一の山です。
でも渋滞して動かないことはないので、それほどストレスは感じませんでしたよ。
行き倒れてるような人もいたり、外人も多いし
人間観察しながら(笑)
みんな頑張るなぁと思いました。
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Unknown (kinushi)
2023-07-18 23:21:44
ゲンゴロウさん ブラボ~~ ブラボ~~ \(^o^)/
人生最高峰ですね。
 512÷60=極楽浄土
ツムラの68 役に立ちました???
おめでとうございました (*^▽^*)
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Unknown (ゲンゴロウ)
2023-07-18 23:40:25
kunushiさん こんばんは!
はい、人生最高峰に間違いないです。
はい、ツムラ68番早速友達のお役に立ちました。
ありがとうございます😊
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