携帯の非常用充電器を使ってヘッドライトを作ってみた。 ”そんなん、べつにに乾電池とLEDとスイッチつなげばええだけやん” と、思うかもしれないが、ところがぎっちょんちょん。通常、白色LEDは、３Ｖ以下では、つかないのである。何でかと言うと、LEDは、色物とはいえダイオードのはしくれだから、順方向電圧降下というのがおこり、白色LEDは、３Vくらい電圧が落っこちる。 ということは、３V以上用意してやらないと０Vになっちゃって点灯しないと言うわけ。 ちなみに赤色LEDだと２Vくらい。ところが、携帯の充電器は、乾電池2本、あるいは、CR123の３Vのリチウム電池1本で約５Vを発生させ充電するようになっているので、これを使うと３Vでも白色LEDも点灯するわけだ。と、いうわけでちっこいCR123用の充電器でヘッドランプを作ってみた。 LEDを3個並列につなぎ、スイッチをつけ、それぞれに電流制限用の抵抗を入れておいた。計算上は、20mmAくらい流すつもりだったのが、計ってみたら30mmAくらいいっていたので、そこいらのダイオードをいれて電圧をもうちょいとだけ下げておいたけど、これでいいのかどうかはさだかではない・・・。 まぁ、いいやね。 3つのうちの真中のLEDが黄色っぽいけど、これは、LEDの種類が違うから仕方ない。真中のは、ビームが15度だったっけかな？ 両端のは、60度に広がるタイプで点灯してみたら、たまたま、真中のが黄色っぽかった。 まぁ、べつに意図したわけではない。帽子のつばに止めれるようにクリップもつけておいた。 角度も変えられる。 LEDなので、結構電池も長持ちするし、小さくてかさばらないから、これで結構重宝している。最近は、夜のジョギングの”とも”と化している。
