ほんまかいな、そーかいな、南アフリカ と ちょびっと シドニー そして日本だ!

南アフリカ(2004年)と、シドニー(2005年)での生活の近況報告です。そして日本でも(2007年から)

ビルトン

2004年05月31日 | 南アフリカ
こちらの食べ物にビルトン(BILTONG)というのがある。
ま、早い話、乾し肉なんだが、とにかく、種類が沢山ある。
まず、乾燥の度合いなのか、なんなのか、ソフトタイプと、いわゆるビーフジャーキー風の硬いやつがある。
で、ソフトタイプはだいたい細かく一口サイズになっているのだが、硬いタイプは、紐のように細長く裂いてあるのや肉の塊”ごろり” ってのがある。
そして、なにより他の国の乾し肉とちがうのは、肉の種類の豊富さだ。
ビーフはいうまでもない。もちろん、ビーフにもいろいろ種類はあるのだが、それは、さておき。
クドゥー、スプリングボック、リーポックといった鹿の肉、シマウマ、ダチョウ、キリン、といったものから、最近はライオンのビルトンもできたそうだ。 こういった、野生動物?の肉をこちらでは、ゲームミートと呼んでいる。
ちなみに、日本でいうサハリ、野生動物を車で見るのは、ゲームドライブという。 辞書をみてみると、ゲームと言うのに狩猟という意味があるようだ。 なるほど、なるほど。
ちなみに写真の乾し肉は、クドゥーという大型の鹿のもの、これを馬と称して人に食わすことを”馬鹿にする”という…?
さて、クドゥー、なにかでクドゥーのビルトンがうまいということを聞いて買ってきたのだが、なんせ、この大きさ、齧ったって、歯が立たない。 冷凍食品用ナイフや、パン切ナイフでごしごしやってみるけどやはり歯がたたない。 のこぎりも試してみたけどロスが多すぎるのと、いまいちうまく切れない。
”いったい、どうやって食べるんだ?” と思いつつふと、そういやぁ、西部劇や探検ものの映画で、なんかごっついナイフで乾し肉を削りながら食べてたなぁと思い出し、ごっついナイフとごっついサイフはないけど、ごっついワイフは…、いやいや、普通のナイフは、あったっけ(…なんのこっちゃ?)と、見よう見まねでワイルドに削ぎ落として食べてみるとなかなか快適。包丁でなまり節をけずるようなもんですな!
これは、これで、酒の当てと暇つぶしには、けっこういけるのだ! もっとも、塩辛いので高血圧の方は、ご注意!

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1 コメント

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食べ物には食いつきます (gomoku)
2004-06-01 06:59:50
近くにリトルワールドっていうテーマパークがあって、ワニとかダチョウとか(ライオンはあったかな~~?)の肉が食べられると評判です。いままで見向きもしなかったけど興味出てきましたw

干し肉うまそうですね、かぼちゃも

生ビールほしくなる!
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