ほんまかいな、そーかいな、南アフリカ と ちょびっと シドニー そして日本だ!

南アフリカ(2004年)と、シドニー(2005年)での生活の近況報告です。そして日本でも(2007年から)

クルーガーパーク その4(ファベニゲートからスククーザ)

2004年08月29日 | 南アフリカ
 - ファベニゲートからスククーザ -
朝、ホテル内の敷地を散歩してたら、鹿があちこちで見られる。
ホテルの周囲には、電磁柵が設けられているので、”ホテル内で飼育してるのかな?” と不思議に思いながら歩いていたら、鹿が平気で電磁柵をくぐってホテルの中と外を行き来している。
フェンスを飛び越えるのならわかるのだが、電磁柵をくぐっており背中に電磁ワイヤーがあたっても平気なところを見ると、どうやら電気は通じていないようだ。
敷地内には、いのしし(ウォートホグ…イボイノシシ)の糞のようなものもあちこち落ちているし、動物は、行き来自由のようである。
表には、厳重なゲートがあって、ゲートマンのお兄ちゃんが敬礼してくれるけど、これでは、セキュリティーの方も怪しいものだ。 もっとも、電気が通じているかどうかは、身をもってチェックする勇気はなかったが…。

さて、今日はいよいよ念願のクルーガーパークに入る。
ホテルからポールクルーガーゲートまで15分ということだったんだが、20分ほど走ってもなかなかつかない。
15分って、いったい時速何キロの設定だ? 200km/hか???
そうこうするうちに、ゲートの案内板が見えてきたが、どうも、ポールクルーガーゲートではないようだ。
”ありゃりゃ? ちゃうとこに来てしもたかな? こりゃ、一つ手前のナンビゲートに来ちゃったみたい?”
って、言っていたらどうやら、これがファベニゲート。
親父の面目まるつぶれ…。 ま、いいか。 面目なんか、とっくにどっかに忘れてきてる。
ちゃんと、クルーガーパークに入れればええのじゃぁ!
ゲートでチェックインして、車のトランクの中のチェックをうけて、いよいよパーク内に。

パークに入って10分もしないうちにインパラが出てきた。
”わっ、鹿やしかや!”、 ”馬とちゃうか?”、 ”そら馬鹿やがな!”
いきなり、パニック状態。
”すげー!”、 ”ほんまにおるねんなぁ”
あたりまえだ、ほんまにおらんかったら、誰も来ない。
”あそこに前の車とまっとるで、なんかおるんちゃうか?”
”あっ、ほんまや、なんかおる。 象ちゃうか?”
”ほんまや、象や、象や”、”ゾー、としたやろ”、 ”……?”
少進むとキリンがいた。 少し遠くで見つけ難い。
”あっ、キリンや”
”えっ、どこどこ?”、”あそこあそこ”、 ”えっ、わからへん、どこやどこや?”
ってな調子でパークに入って30分ほどのうちに象、キリン、インパラとなかなか調子が良い。
思っていたより、動物が見れる。
そのうち、水場に行ってみると、なんかいろんなのがいる。
”なんかおるぞ!”、 ”あれ、カバとちゃうか?”、 ”あっ、ほんまや、逆立ちしとる”
そんなわけはない。 それでは、バカだ。
”ワニもおるぞ!” ”どこどこ? わっ、ワニやワニや。 なんかひとつも動きよらへんなぁ。 おいっ、動け!”
って、そんなむちゃな・・・。
”なんか、大きな鳥もおるぞ。なんか、派手なやっちゃなぁ~”、 ”フムフム、あれは、サドル・ビルド・ストーク。 コウノトリの仲間やな”
”……”、 って、おい、聞けよ!

なにやら、ワーワー言っております。
おなじみ、クルーガーパークツアー、珍道中の一幕から・・・。

あとは、次回に続く
………こらぁ、なかなか進まんなぁ、このシリーズだいぶんかかりそうやなぁ…。


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