何の事かと言うと、クロムドライという土地にある昔の金鉱の事だ。
ご承知のように南アフリカは、金の産地として有名で、特にヨハネスブルグは、もともと何もなかったただの草地に金が発見される事によって出来た街だ。
したがって、あちこちに金鉱跡があるのだけれども、その有名なのがゴールドリーフシティーという遊園地内にある金鉱。 これに対して、ちょっとマイナーな市内からちょっとはなれたところにあるのがこのクロムドライ金鉱。 クロムドライという土地は、ミセスプレスの発見されたスターク・フォンテン・ケーブを初めとしてあちこちに洞窟があったり、いろいろな化石が発見されたりしていて世界遺産にも登録されている面白い土地でもある。
ここの金鉱跡は規模は小さいのだけれども、ガイドのおじさん、おばさんがとっても丁寧に説明をしてくれて、おまけに団体さんがあまりいないようなので興味のある人にはおすすめなところだ。 まぁ、あまりそういう事に興味はないけど、一応、金鉱跡というのを見てみたいと言う方には、ゴールドリーフシティーをおすすめしておこう。
で、ここで、教えてもらった事なのだが、もともと、ここの金鉱は、隕石の衝突によって山ができ、鉱脈が折れ曲がってできているそうだ。 で、山の南側、すなわちヨハネスブルグ側に金鉱が沢山見つけられていて、山の北側には、この金鉱が唯一のものなのだが、年代的には古いものだそうだ。
鉱脈に含まれる金は、ヨハネスブルグのものよりも金の含有率がほぼ3倍ほど高く、1トンの石から15グラムくらいとれるそうで、鉱山の規模は小さいけれども効率よくとれていたそうだ。 もっとも、今は、廃鉱となっているが…。
現在の鉱山に入るには、このような森をぬけて、小さな入り口から入っていくのだが、中は、当時のままに残されているということで、明かりも何もない坑道にヘルメットと懐中電灯を持って入っていく。
僕は、金鉱と言うのは、掘られた坑道すべてが金を掘り出した跡なのだと思っていたのだが、これは大きな間違いで、坑道のほとんどの部分は、掘り出した金の鉱石を運ぶために掘られたもので、金が含まれている鉱脈部分は、ここの場合は、50cmくらいの幅の斜めに走った地層のみだそうだ。
現在は、その掘った跡の空洞の部分を見ているわけだが、その隙間部分が崩れてしまわないように木の支えが入れられていたり、鉱脈の部分、部分が残されて、柱の代わりになっていたりしている。
ちなみに、ここにもコウモリが沢山いて、ガイドのおじさんは、ホース・シュー・バットと言っていたけど、いわゆるホース・シュー・バット、すなわち、キクガシラコウモリではなく、そのほとんどがコキクガシラコウモリのようだった。 面白い事に、日本のコウモリは、冬はじっと冬眠しているのだが、こちらのは、今は、真冬に近い時期なのに、冬眠もせず、坑道内を飛び回っている。 まぁ、この時期も昆虫もいるようなので冬眠する必要がないのかもしれないが、気温は、明け方、1度~2度くらいまで下がるのでちょっと不思議な感じがする。 同じ種類でも日本のコウモリとは、生態がちょっと違うのかもしれない。
と、いうわけで、この週末は、とっても勉強になり、また、楽しんだ一日だったわけでした。
ご承知のように南アフリカは、金の産地として有名で、特にヨハネスブルグは、もともと何もなかったただの草地に金が発見される事によって出来た街だ。
したがって、あちこちに金鉱跡があるのだけれども、その有名なのがゴールドリーフシティーという遊園地内にある金鉱。 これに対して、ちょっとマイナーな市内からちょっとはなれたところにあるのがこのクロムドライ金鉱。 クロムドライという土地は、ミセスプレスの発見されたスターク・フォンテン・ケーブを初めとしてあちこちに洞窟があったり、いろいろな化石が発見されたりしていて世界遺産にも登録されている面白い土地でもある。
ここの金鉱跡は規模は小さいのだけれども、ガイドのおじさん、おばさんがとっても丁寧に説明をしてくれて、おまけに団体さんがあまりいないようなので興味のある人にはおすすめなところだ。 まぁ、あまりそういう事に興味はないけど、一応、金鉱跡というのを見てみたいと言う方には、ゴールドリーフシティーをおすすめしておこう。
で、ここで、教えてもらった事なのだが、もともと、ここの金鉱は、隕石の衝突によって山ができ、鉱脈が折れ曲がってできているそうだ。 で、山の南側、すなわちヨハネスブルグ側に金鉱が沢山見つけられていて、山の北側には、この金鉱が唯一のものなのだが、年代的には古いものだそうだ。
鉱脈に含まれる金は、ヨハネスブルグのものよりも金の含有率がほぼ3倍ほど高く、1トンの石から15グラムくらいとれるそうで、鉱山の規模は小さいけれども効率よくとれていたそうだ。 もっとも、今は、廃鉱となっているが…。
現在の鉱山に入るには、このような森をぬけて、小さな入り口から入っていくのだが、中は、当時のままに残されているということで、明かりも何もない坑道にヘルメットと懐中電灯を持って入っていく。
僕は、金鉱と言うのは、掘られた坑道すべてが金を掘り出した跡なのだと思っていたのだが、これは大きな間違いで、坑道のほとんどの部分は、掘り出した金の鉱石を運ぶために掘られたもので、金が含まれている鉱脈部分は、ここの場合は、50cmくらいの幅の斜めに走った地層のみだそうだ。
現在は、その掘った跡の空洞の部分を見ているわけだが、その隙間部分が崩れてしまわないように木の支えが入れられていたり、鉱脈の部分、部分が残されて、柱の代わりになっていたりしている。
ちなみに、ここにもコウモリが沢山いて、ガイドのおじさんは、ホース・シュー・バットと言っていたけど、いわゆるホース・シュー・バット、すなわち、キクガシラコウモリではなく、そのほとんどがコキクガシラコウモリのようだった。 面白い事に、日本のコウモリは、冬はじっと冬眠しているのだが、こちらのは、今は、真冬に近い時期なのに、冬眠もせず、坑道内を飛び回っている。 まぁ、この時期も昆虫もいるようなので冬眠する必要がないのかもしれないが、気温は、明け方、1度~2度くらいまで下がるのでちょっと不思議な感じがする。 同じ種類でも日本のコウモリとは、生態がちょっと違うのかもしれない。
と、いうわけで、この週末は、とっても勉強になり、また、楽しんだ一日だったわけでした。