野良猫

南アフリカでは、野良犬や野良猫を見かけないような気がする。
もっとも、日本と比較しての話なので、他の国と比較するとどうなのか知らないが、あちこち、郊外を走っていると、猫が轢かれているのは見かけることに気がついた。
じゃぁ、犬は、どうなんだろう？　もしかして、食べられちゃったりして…？　ま、そんなことはないか？
さて、写真の猫、右と左、どう違うかわかるだろうか？
片一方は、由緒正しき？、野良猫、もう一方は、動物園に飼育されている、”アフリカン・ワイルドキャット”
”どっちも、おんなじやんか！”
と思った人は、僕と同じだ。
一応、図鑑を調べてみた。
”アフリカン・ワイルドキャットは、普通の家猫と見かけが非常によく似ている。”
ごもっとも。
”この猫は、紀元前4000年頃にエジプト人が飼いならした猫である。”
なるほどね。　猫の歴史はエジプトで飼いならされた猫から始まった、と言うのは聞いた事がある。
つまり、アフリカン・ワイルドキャットは、家猫のルーツと言うわけだ。　どうりでよく似てるわけだ。
で、”家猫と交配して雑種が増えているのが心配されている。”　のだそうだ。
ま、ごもっともだけど、猫にしてみりゃ、知ったこっちゃないやろなぁ～。