KEN's DAIRY

けんまるの日記。不定期更新

ダノンバラード、アメリカJCCを勝利!!

2013年01月21日 | 競馬
 今週の豊Jはコアレスドラードの1勝のみ。もうちょっと量産しないと去年とあまり変わらないのかな…
 現状、豊Jが証明してしまったのは、結局良い馬が来ないと騎手は勝てないということしかないので、そうではないことを証明していって欲しいですね。
 とはいえ、結局有力な騎乗馬の確保が重要になってくるわけですから、なんか矛盾が…(笑)

 ダノンバラードがAJCCで久々の重賞勝利。しかし素直に喜べないのが、早速降着の新規定で???な部分が露呈してしまった。
 最後の直線で勝ったダノンバラードが、2着トランスワープの前を大きく内にカット。トランスは一度勢いを失い、もう一度立て直して差を詰めますが届かずゴール。
 コレはダノンバラードの明らかな斜行で、ベリージョッキーは6日間の騎乗停止。しかし大問題なのが、ダノンバラードの降着はなしと言うこと。6日の騎乗停止と言うことは、今までの降着ありだった4日間の停止よりはるかに重い斜行だったと言うこですね。
そしてトランスワープも最後はもう一度つめ直していたにもかかわらずの降着なし。
 この結果は厳しいですよね。騎手が騎乗停止さえすれば、直線で進路妨害しても順位が変動しないことを示してしまった…
 つまりダービーなどの大レースでも、騎乗停止覚悟の進路妨害なんてことも可能になるわけですよ。まず八百長の疑惑が増える可能性がひとつあります。
 次に、有力馬は勝負どころで進路妨害されるのが恐いので、前々での競馬が多くなってくる可能性がありますね。そのことでレース全体の平均ペースが上がり、馬の故障発生率が上がってしまうことも恐れられます。

 うむぅ…今回の斜行で降着無しってのは厳しいな。ルールの基準が曖昧になることで、競馬のイメージが一気にダークになりますね。実際、前の「斜行は降着」の前規定とちがい、明らかに八百長可能な規定になってしまったわけですし。今後そういうことが無いことを願いますけどね。
 まあ、規定は必要でしょうね。○馬身以内なら降着とか、直線タイムとかいろいろできると思うので。

 あと、それとは全く関係ない話でダノンバラードには豊Jが乗り続けてほしかったな…うぅ…