貴重な映像を発見。
1976年というとちょうど40歳。インタビュアーが言うように、誰もがうらやむ成功を遂げた40歳。この段階で代表作と言われる上の『ラ・カテドラルでの対話』も含めた初期三部作がもう世に出ていて、おそらく『フリアおばさん』を書いていた時期。今よりもペルー訛りが強く、82歳の今よりずいぶん可愛げがある。チャーミングである。俳優みたいですね、と言われて、苦笑しながら por favor..と呟くあたりなんて。この頃に会ってみたかった。今は会いたくないというわけではないけれど。
ちなみに数日前のバルガス・リョサがこれ。アムロの書簡への憤りを表明中。さすがのマリオも年老いたなあ。それにしても中身がわりとひどすぎ、というか雑過ぎ。これはゼミで取り上げてもいいかもしれない。
バルガス・リョサから私が学んだ最大の教訓は「朝起きたらとにかく机に向かう」に尽きる。でも最近分かってきたのだが、これって単なる老化現象なのですね、実は。今は時差ボケがひどく、毎日4時半に目が覚める。夜は3時間ほどしか眠れないので昼寝で補う。この二度寝生活はデスクワークには向いているが、あまり健康にはよくなさそうな気も。来週から授業が始まるという噂もあるので、なんとか修正しておきたい。